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九州地方環境事務所

風力発電における審査に関するセミナー

「風力発電における審査に関するセミナー」

開催報告

1 開催趣旨

地球温暖化対策等の必要性の高まりを背景に、風力発電等の再生可能エネルギーの一層の導入促進が求められる一方で、風力発電等の事業化に当たっては、立地適地をめぐって事業計画が集中することによる累積的影響が懸念される事例や、騒音やバードストライク等の環境影響や周辺住民の反対意見等が顕在化している事例が見られます。

これらの事例を背景に、風力発電におけるアセス審査に関し、行政とコンサルタント会社から実際的な問題(アセス図書手続き、予測評価、住民対応、意見作成等)の提示、最新知見、技術の紹介(風力発電施設から発生する騒音、低周波音等)をしてもらうことにより、九州・沖縄地方の環境影響評価関係者への情報提供及び今後のアセス審査の向上を目的として、風力発電における審査に関するセミナーを開催しました。

 開催日時・開催場所

  • 平成30年10月30日 14:30~17:00
  • 平成30年10月31日 10:30~15:00 (連続する2日間)
  • 会場 熊本地方合同庁舎B棟2F 大会議室

 参加人数

  24名

2 セミナーの内容

「風力発電における審査に関するセミナー」

・講師 

一般財団法人電力中央研究所名誉研究アドバイザー

経済産業省、環境審査顧問会、風力部会長         河野 吉久 氏

山口県環境政策課環境アセスメント班           谷藤 達哉 氏  

株式会社アイ・エヌ・シー・エンジニアリング 技術本部  井上 保雄 氏 

《内容と構成》

<第1日>  

講師:河野 吉久 氏

風力発電アセスの審査状況と課題     配布資料〔PDF 2,688KB〕〕

<第2日>  

講師:谷藤 達哉 氏

山口県における環境影響評価制度の事例  配布資料〔PDF 6,417KB〕

講師:井上 保雄 氏

風力発電施設から発生する騒音について  配布資料〔PDF 4,519KB〕

【実施状況】

《1日目》                         《2日目》