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とらやまの森第11号 |
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対馬で季節の訪れを告げるもの |
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初春 梅サクラ属〔落葉小高木~高木〕 学名:Prunus mume 風雪に耐え一番先に花を咲かせる「ウメ」。通勤の途中で見かける「梅の木」も小さなつぼみをつけ始め、花を咲かせる時期になりました。対馬では、ウメは裏山や民家の庭などで栽培され、満開の頃には塀の上から枝をのぞかせ、ほのかな香りで道行く人々を楽しませてくれます。今回は、そんなウメを紹介したいと思います。 一般には、庭や畑で栽培されますが、時に暖地で野生化しているものもあります。花は1月下旬~3月、葉に先だって咲き、通常白色ですが、紅白、淡紅白の物もあります。雄しべは多数で花弁より短く雌しべは一個、子房には密毛があります。果実は直径2~3cmのほぼ球形で表面に密毛が生え、片側に浅い溝があります。 用意する物。ウメの実(黄色から少し赤くなったもので、甘酸っぱい桃の様な香りのするものを選ぶのがポイント。)ウメを入れる容器(瀬戸物でも良いのですが蓋を開けて中を確認する際力ビの胞子が入るのが心配なので、開けなくても中を確認できるガラスびんが良いと思います)、ボウル、塩(量は梅に対して8%~12%)、焼酎(甲種)。
さてうまくできたでしょうか、楽しみです。 <AB> |
福岡市動物園のツシマヤマネコ情報コーナー |
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福岡市動物園では、ツシマヤマネコ保護増殖事業の一環として飼育下において個体数の増加を目指す人工繁殖事業を実施中です。とらやまの森9号で「飼育下におけるツシマヤマネコの繁殖について」というタイトルで同園ツシマヤマネコ飼育員の高田さんから詳しく報告していただきましたように、昨年4月に待望の2世が1頭(No.9メス)誕生したことは、ツシマヤマネコの「種の保存」にとって大きなニュースでした。9~10号で昨年9月まで順調に成長しているNo.9の様子が報告されていますので、今回は高田さんと同園動物病院の今田先生から伺った9月以降の飼育状況をお知らせします。
その他
育児期間中の給餌量についてや発情時期の見極めをどうやったのかなどの活発な質問も出て、他の動物園関係者にとっても関心が高いことが分かった。 今後も、福岡市動物園で飼育しているツシマヤマネコの様子について新たな情報があれば、本誌でお知らせしていきます。 <T2> |
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