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とらやまの森第3号 |
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~棹崎公園の自然~ |
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ツワブキこの時期になると、棹崎のいたるところで目にすることができるこの黄色い花は、ツワブキという植物です。この花は、棹崎に限らず対馬のいたるところで目にすることができます。私はここに来るまでは知らなかったのですが、地元対馬の人達にはよく知られている植物だそうです。そんなツワブキを今回は紹介したいと思います。 【Farfugium japonicum】 暖地の海岸や海辺の山・やぶ地などに生える30~70センチの常緑の多年草。斜めに横たわる太い根茎から、長い柄のある葉を数枚束生する。花や葉が美しいのでよく庭に植えられている。園芸種も多くある。花茎は根生し、円柱形で直立し、高さ30~75センチ。まばらに枝を分け、少数の大形(径5センチほど)の黄色い頭花を散房状につける。中央に管状花が集まり、周囲に10~13個くらいの舌状花が一重に並ぶ。舌状花冠は長さ3~4センチ、幅約6ミリである。痩果は円柱形で長さ5~6.5ミリ、毛を密生する。冠毛はよごれた褐色で剛毛状、長さ約1センチ。葉は長さ4~15センチ、幅6~30センチ。フキに似て腎臓形で、厚く、表面につやがあるのでこの名がある。 ※痩果:乾果中の閉果の一種。果実は小さく、果皮が堅く、成熟しても裂開することなく、内部に、果肉に密着せず一個の種子を入れるもの。 |
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