対馬野生生物保護センター

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2003月2日:センターの活動日誌・対馬について

2003年2月の活動

島内旅行

エサを食べるツシマウマ

 投稿者:岩本 投稿日:2003/02/27(木曜)15:13No.129

先日、学生時代の友達が遊びに来たので島内を旅行しました。一泊二日で、次のようなコースをまわりました。短期間であったにもかかわらず、かなり友人たちには好評だったので、これから対馬に来ようと思う方は参考にしてください。
<一日目>
佐須奈発→和多都美神社(海の中に立つ鳥居が美しい神社です。珍しい三方向鳥居もあります。)→烏帽子岳(浅茅湾が一望できます。)→昼食→万松院(宗家の墓所。素晴らしいスギの巨樹を見ることができます。)→ツシマジカ保護区へドライブ(ツシマジカが見られるわけではありません。)→対馬グランドホテル泊(温泉があります。)
<二日目>
美津島発→お船江(対馬藩お船屋の跡。静かで、ボーッとするにはいい所です。)→鮎もどし自然公園(原始林の残る龍良山麓にあります。清流のそばでお昼ご飯を食べました。)→美女塚(悲しい物語が残る場所です。)→豆酘崎(上県は冬なのに、ここはもう春のようでした。)→帰途につく

 もっと時間があったら他にも行きたい所やしたいことがあったのですが、対馬は意外に大きい島なので移動に時間がかかりできませんでした。

手つかずの自然がたくさん残る対馬に、癒されに来てみませんか?
*今日の写真は、「対州馬と私」です。あそうベイパークで撮りました。

対馬冬の味覚と人のあたたかさ

 投稿者:岩本 投稿日:2003/02/20(木曜)12:28No.123

 アワビ、アンコウ、カジメ、寒ブリ。いずれも最近私が食べたものです。寒ブリは佐須奈の漁協で購入しましたが(これは地元の方の紹介で買うことができました)、後は全ていただきものです。またこの他にもよく差し入れがあります。
 食べ物をもらうのはもちろんうれしいのですが、それよりも持ってきてくださる方の気持ちがうれしいです。1年間、ずっと地元の方たちに支えられてここまでやってこれたんだなぁ、と思います。ヤマネコたちのために頑張りますので、これからもよろしくお願いします。

シーカヤック最高♪

 投稿者:山本 投稿日:2003/02/11(火曜)18:55No.116

日曜日に、浅茅湾でシーカヤックに乗せていただきました。
海から見る対馬の島々や海岸線はとてもきれい。何の音もせず、空にはカモメやトビ、ミサゴが飛んでいます。

対馬では、海岸線を走る道路は少なく、海の景色を見られる場所があまりないので、シーカヤックツアーは、対馬の楽しみ方としてはすばらしいものだと感じました。機会があったら、ぜひ挑戦してみてください。(地元の方たちが、そのうち一般向けシーカヤックツアーができるように考えているそうです。)

ちょっと張り切りすぎて今でも少し筋肉痛が残っています。

瀬戸内の海

光を反射する穏やかな瀬戸内の海

 投稿者:村山 投稿日:2003/02/05(水曜)17:30No.112

先週は山口県周防大島へ行っていたため、日記を書くことができませんでした。瀬戸内の海は写真のように穏やかでしたが潮の流れは思いのほか速く、すこし意外でした。写真は同行のNさんが撮影したものです。

この島には民俗学者、宮本常一のふるさと東和町があります。宮本氏は対馬についても5回訪れていますが、昭和20年代、30年代、40年代とその時期は約10年単位でずれています。時代がすすむ中で、対馬の変化をどのように捉えていたのか、興味深く思います。写真などの資料が保管されている東和町総合センターで宮本氏の直筆の整理ノートが戸棚にならんでいました。たくさんの地名が並ぶ中、「対馬」と書かれた所は赤くかこんでありました。その思い入れを感じ、少し感激でした。