ツシマヤマネコニュース
田んぼの生き物調査をしました。
2019年07月25日こんにちは、普及啓発担当の堺です。
7月12日、佐護ヤマネコ稲作研究会の農家さんの田んぼで
生き物調査をしてきました♪
今回は佐須奈小学校5年生の総合学習である「田んぼの楽校」を、
佐護ヤマネコ稲作研究会で定期的に実施している生き物調査と一緒に実施しました。
3チームに分かれて、生き物調査開始!!
稲作研究会メンバーと協力しながら、たくさんの生き物を次々にゲット!!
他のチームよりも、多くの種類の生き物を見つけよう!!がんばれー!
見つけた生き物をじっくり観察し、農家さん一緒に種類を調べます。
チームごとに何種類見つけたか発表してくれました♪
今回の生き物調査では、全部でなんと33種類もの生き物を発見することができました!
田んぼにはたくさんの生き物が住んでいること、それぞれ食べる食べられる関係で繋がっていること、
その中で害虫、益虫となる生き物がいることなどをお話しました。
見つけた生き物を捕まえた場所へ逃がしてあげて、調査終了!
子どもたちからは「楽しかった!」「また捕まえにいきたい!」という声も。
今回の生き物調査で、田んぼには沢山の生き物が住んでいると分かりました。
減農薬で栽培された田んぼは、
小さな生き物は住みやすくて嬉しい♪
餌となる生き物がいっぱいいればヤマネコにとっても嬉しい♪
そして、美味しいお米を食べられる私たちも嬉しい♪
こんな環境をこれからも維持することの大切さを改めて感じてもらえたら嬉しいです☆
チームごとに見つけた生き物を描いてもらいました♪↓
見つけた生き物↓
アメンボ、ヒメガムシ、イトミミズ、ユスリカ類、タニシ、
マメゲンゴロウ、チビゲンゴロウ、ゲンゴロウの幼生、マツモムシ
ヤゴ(ウスバキトンボ、シオカラトンボ、アジアイトトンボ)
トンボ(ウスバキトンボ、シオカラトンボ、アジアイトトンボ)
カエル(ニホンアマガエル、ツシマアカガエル、チョウセンヤマアカガエル)、
ヤマトシジミ、コオロギ、キリギリス、ウマオイ、ショウリョウバッタ、
ジョロウグモ、ナガコガネグモ、キクヅキコガネグモ、セスジアカムネグモ、
メダカ、ドジョウ、スジエビ、フナ、アカテガニ、イソガニ、
※種判別は小学生が行ったため、正確ではない可能性もあります。
夏、ヤマネコも暮らしている佐護の田んぼは一面鮮やかな緑色!!
風が吹いて稲がなびくと、ネコ型のバスが現れそうな気がして、大好きな景色です。
夏休みに遊びにこんね~(=^x^=)ノ