ツシマヤマネコニュース

こんにちは！

ステーションだよりです☆

ステーション職員で『普及啓発』の担当をしています武田です。

ステーションは、ツシマヤマネコを野生復帰させるための技術を開発している施設ですが、将来ツシマヤマネコを放獣することになった場合に、放獣場所の周辺住民の方をはじめとした地域の人々に理解いただき、放獣個体のモニタリング体制づくりやツシマヤマネコが生息しやすい環境が保全されるように、野生復帰についての普及啓発をしています。

その一環として、2018年11月19日（日）に鮎もどし自然公園内で開催されました、内山盆地収穫祭「軽トラ市」（主催：内山盆地の里やまねこ会）の中の体験プログラムとして、普段は一般公開していないツシマヤマネコ野生順化ステーションの特別公開ツアーを実施しました！

軽トラがズラッと並ぶ「軽トラ市」の会場は大賑わい♪

軽トラでは、ツアー受付やツシマヤマネコについてのクイズなどをしていました！

いってきまーす♪

ツアーでは、

野生順化ケージは、ネコ同士の感染病を防ぐために外柵と内柵の二重構造であること、内外からネコが乗り越えられないようにネコ返しが設置されていることなど、実際にネコになった気分で見学していただきました！

ツシマヤマネコが実際に生息する環境を再現するために、2番ケージには、畑や大きな池もあるんです☆

事務室では、その2番ケージや一時収容棟の様子がモニターでチェックでき、約1ヶ月間記録が残り、後から見返すこともできます。モニターには、ステーションで飼育していますツシマヤマネコ「ナナミ」が映っています♪

ツアーは大盛況のまま終えることができ、今後、野生復帰技術が確立されていくのを期待いただければと思います！！