ツシマヤマネコニュース
2018年09月27日
センター職員日誌
2018年09月27日
【大正大学】学生ボランティア活動でヤマネコの交通事故対策にご協力いただきました
センター職員日誌 今泉 潤
こんにちは。交通事故担当の今泉ARです。 残念なことに8月17日に今年度初のヤマネコの交通事故が上対馬町の国道上で発生してしまいました。連絡を受けて現場へ急行したものの既に死んでいました。事故防止の活動を今後も進めます。
9月3日から6日まで大正大学の学生さんたち6名が対馬にボランティア活動の実習に来てくださいました。昨年に続き今年で2年目です。現在ツシマヤマネコの減少原因の大きな割合を占めている交通事故及びその対策を中心として、ツシマヤマネコの保護活動について学びながら、ツシマヤマネコと共生できる地域づくりについての考えを深めてもらいながら活動に取り組みました。小雨での作業や強烈な西日の中でのペイント作業などいい汗が流れました!座学以外の活動内容は以下の通りです。
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○ 安全運転を呼びかけるチラシを対馬島内のレンタカーショップに配布
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○ 雨水の流れる道路下にある暗渠内にネコ走りを設置。東工大学生も参加。(志多賀)
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○ 交通安全キャンペーン(樫滝)
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○ 交通安全文字入れペイント(女連)
ソフト面・ハード面の双方から事故防止のための活動ができました。ツシマヤマネコが設置したネコ走りを有効利用して道路横断の回避に役立っているかをこれからモニタリングします。
学生の皆さんが対馬で様々な活動を体験され良い影響を受けたと感じました。今後、様々な分野でご活躍されることを期待しています!