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九州地方環境事務所

ツシマヤマネコニュース

★質問シート★回答

2016年11月11日
センター職員日誌

こんにちは!普及啓発担当の沼倉です!

センターの訪問者の皆さんからたくさんの質問を頂いております。

ありがとうございます(^o^)

さっそく答えていきたいと思います。

 

109日(日)

○飼育員さんは秘密はあるのですか?(6さい おとこのこ)

→秘密はたくさんあります(^_^)

でも福馬君の秘密ならこっそり聞いてくれたら、教えてあげられるかもしれません。

福馬君に聞こえないように、こっそり・・・聞いてみて下さい。

 

○なぜヤマネコを触らせてくれないの?(9さい おんなのこ)

→ヤマネコはするどいツメやキバで引っ掻いたり、噛んだりして相手にケガをさせてしまうことがあります。なので、みんなには触ってもらうことが出来ません。

飼育員もヤマネコの様子をよく見て引っ掻かれたり、噛まれりしないように気をつけて触っています。

 

1022日(土)

○つばきちゃんへ! 会いたいです。いつ会えますか?(4さい おんなのこ)

1120日の軽トラ市(内山)につばきちゃんも参加するそうです。

ヤマネコに関するイベントや交通安全キャンペーンなどにもよく手伝いに来てくれます。

様々なツシマヤマネコのイベントに参加してみよう♪

 

1027日(木)

○いま現在、ヤマネコは増えているのですか?またヤマネコが増えるためには人間は何をしたらいいですか?(28歳 男性)

→最新の推定生息数と過去のデータを見比べるとほぼ横ばいかやや減少傾向にあります。生態系ピラミッドの頂点にいるヤマネコを守るということはその下にいる全ての動植物が安定して暮らせる環境を作り出す必要があります。だからこそ多くの人々が協力して対馬の自然を守っていくことが大切になっていきます。

例えば普段食べているお米を生き物や環境に配慮して作られている「佐護ツシマヤマネコ米」に変えてみたり、ヤマネコの保護活動をしている団体に加入して、一緒に活動することもいいことだと思います。

またヤマネコの現状を誰かに伝えたり、ヤマネコをきっかけに生き物を好きになることだって立派な保護活動です。ぜひこれを機会に自分には何が出来るのかを考えて行動してみてくださいね(^o^) (By Moe)

 

116日(日)

○ヤマネコの名前をなぜ福馬くんにしたのですか?(8さい おとこのこ)

→福馬は福岡市動物園で生まれたヤマネコです。公募によって福岡の「福」と対馬の「馬」をとって福馬となりました。対馬で保護されたヤマネコの名前は保護してくれた方に名付け親になってもらったり、センター職員がつけることもありますよ。

 

1120日(日)

○ヤマネコはなぜカエルとネズミを食べるの?(6さい おとこのこ)

→ヤマネコはお肉を食べる肉食動物だからです。動物たちは自分たちの種がずっと生き残れるように様々な工夫をしています。その一つに「餌」があります。もし、全ての動物が同じ餌(例えば魚)を食べていたら、あっという間に魚は絶滅し魚を食べていた動物もみんな死んでしまいます。だから他の動物と争わないようにお肉を食べる動物、草を食べる動物、なんでも食べる動物などに分かれて暮らしているのです。

 

もうすぐ12月に入って冬休みです。2016年の最後にも福馬くんに会いにきてください(^_^)v

※対馬野生生物保護センターは年末年始期間(1229日~13)は休館になります。