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九州地方環境事務所

ツシマヤマネコニュース

ヤマネコセンター下の池のオタマジャクシ

2016年05月03日
センター職員日誌 佐藤

皆さん、はじめまして。

四月から新しく対馬野生生物保護センター(ヤマネコセンター)にやってきました佐藤です。センター業務の統括します。どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

さて、ヤマネコセンターに車でいらっしゃる方は来館者用の駐車場に駐車し、2~3分ほど歩いてセンター本館にたどり着くことになります。この駐車場とセンター本館の間の道は今の季節は満開のツツジや新緑を眺めることが出来て、歩くとなかなか気持ちが良い道です。

 

この道の脇にはちょっとした池とそこから流れ出る川があります。↓のような具合です。

 

先日ヤマネコセンターへの出勤途中にこの池の中を覗いてみると、、、紐の生えた黒い玉のようなものが池の底にたくさんいました。

  

よーく見てみるとオタマジャクシです。

  

池の隅には水面に浮かび上がって口をぱくぱくしている集団もいました。(ちょっと気持ち悪い写真かも。。。)

 

なかには水棲昆虫の死体を食べているオタマ集団も。

オタマジャクシは肉食系なのですね。考えてみれば大人のカエルは蚊やハエなどを食べますからその子供のオタマジャクシも肉食なのも当然です。

 

オタマジャクシはやがてカエルになり、カエルはツシマヤマネコの重要な食料になります。

センター脇の小さな池でもたくさんのオタマジャクシが暮らしていける対馬の自然はとても豊かだなと思います。この池のオタマジャクシ達も、虫やプランクトンをたくさん食べてカエルになって池を巣立っていって、今度はツシマヤマネコや他の動物の餌になったり、来年に向けて大繁殖したりして欲しいものです。

  

ここ数日、対馬も気温が上がっています。ヤマネコセンターがある集落でも水が張られ田植えを終えた田んぼが多くなってきましたし、夜の田んぼから聞こえるカエルの声もずいぶん賑やかになってきました。カエルが好きなヤマネコたちも喜んでいることでしょう。

 

新しい生命を感じることが多い初夏の雰囲気が対馬でも増してきています。

  

 

※ヤマネコセンターの来館者駐車場からセンター本館の道路脇の柵は一部倒壊しております。池の中の生物を観察する際には十分お気を付けください。