ツシマヤマネコニュース
福岡市動物園におけるツシマヤマネコの出産について
2014年04月14日
ツシマヤマネコニュース
環境省では、絶滅危惧種のツシマヤマネコの保護を図るため、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」(通称「種の保存法」)に基づく保護増殖事業を実施しています。
その一環である飼育下繁殖事業については、(公社)日本動物園水族館協会の協力を得て、国内の計9施設において実施しているところです。
今般、同事業に協力いただいている福岡市動物園において、飼育個体の出産がありましたのでお知らせします。順調に成育すれば平成21年以来5年ぶりとなります。
1.経緯
○平成26年4月11日(金) 0時30分ごろから午前2時ごろにかけて、自然分娩により仔ネコ3頭(性別等未確認)の出産を確認しました。
生まれた子猫のうち1頭は衰弱のため翌12日10時頃に巣箱の中での死亡を確認しましたが,ほかの子猫2頭は元気で,母猫が哺育しております。
○ 前回、仔ネコが誕生し、成育したのは平成21年6月17日の福岡市動物園で生まれた個体です。
今回生まれた個体を含め、ツシマヤマネコの飼育下での個体数は28頭となりました。(平成26年4月14日時点)
○今回出産したメス親は、平成18年4月に福岡市動物園にて生まれた個体であり、昨年に続き2度目の出産ですが、昨年は直後に仔ネコが死亡しています。また、オス親は、平成21年12月に、長崎県対馬市厳原町で保護された個体です。
2.今後の予定
引き続き、(公社)日本動物園水族館協会及び加盟園と協力し、飼育下繁殖の技術向上に努めるとともに、人工授精等新たな手法の技術検討も行っていきます。
各施設毎の飼育頭数。
これ以外に対馬野生生物保護センターではオス3頭、メス1頭の保護個体を収容中。
母子の写真(福岡市動物園提供)
その一環である飼育下繁殖事業については、(公社)日本動物園水族館協会の協力を得て、国内の計9施設において実施しているところです。
今般、同事業に協力いただいている福岡市動物園において、飼育個体の出産がありましたのでお知らせします。順調に成育すれば平成21年以来5年ぶりとなります。
1.経緯
○平成26年4月11日(金) 0時30分ごろから午前2時ごろにかけて、自然分娩により仔ネコ3頭(性別等未確認)の出産を確認しました。
生まれた子猫のうち1頭は衰弱のため翌12日10時頃に巣箱の中での死亡を確認しましたが,ほかの子猫2頭は元気で,母猫が哺育しております。
○ 前回、仔ネコが誕生し、成育したのは平成21年6月17日の福岡市動物園で生まれた個体です。
今回生まれた個体を含め、ツシマヤマネコの飼育下での個体数は28頭となりました。(平成26年4月14日時点)
○今回出産したメス親は、平成18年4月に福岡市動物園にて生まれた個体であり、昨年に続き2度目の出産ですが、昨年は直後に仔ネコが死亡しています。また、オス親は、平成21年12月に、長崎県対馬市厳原町で保護された個体です。
2.今後の予定
引き続き、(公社)日本動物園水族館協会及び加盟園と協力し、飼育下繁殖の技術向上に努めるとともに、人工授精等新たな手法の技術検討も行っていきます。
各施設毎の飼育頭数。
これ以外に対馬野生生物保護センターではオス3頭、メス1頭の保護個体を収容中。
母子の写真(福岡市動物園提供)