ツシマヤマネコニュース
千俵蒔山 野焼き開催★
2014年03月12日
センター職員日誌
こんにちは(^^)!
普及啓発担当の吉岡です!!
3月2日(日)に予定されていた千俵蒔山の野焼きですが、
生憎の雨で9日に延期となっていました。
千俵蒔山の野焼きとは、
かつて佐護では農業をしていく上で欠かせなかった
牛の飼料を千俵蒔山の草原から調達していました。
草原を維持するために毎年2月から3月頃に千俵蒔山の
野焼きを行っていました。
ところが、農業の機械化や農業離れによって牛を飼う必要がなくなり、
千俵蒔山の野焼きも行われなくなりました。
その結果、植生の遷移によって草原は人の手が入らない暗い森林へ変化していきました。
草原はツシマヤマネコのエサとなる小動物が多く生息していたと思われ、千俵蒔山が人の手が入らない暗い林に変化したことは、ツシマヤマネコにとってエサ場の減少につながったと考えられます。
佐護地区では住民が主体となり
「かつての千俵蒔山の草原を再生させたい、
自分たちが子供の頃に見た草原を子供達に継承したい」
と、千俵蒔山草原再生プロジェクトを立ち上げました。
そして、2008年3月9日に40年ぶりに野焼きが行われました。
今年で5回目となった今回の野焼きは、
晴天に恵まれなんとか開催することができました★
朝早くから消防団や地域の方々が集まってくださいました!
開会式を行い、そしていよいよ野焼きの開始です!!!
消防団ごとに定位置につき、
点火開始のサイレンの合図で一斉に火をつけます。
火を付ける場所は風向きや地形を考えたうえで決定するそうです!!
火はどんどん燃え広がり...
あっという間に焼け野原になりました!!!
風の影響で今年は一部分しか焼く事ができませんでしたが、
無事に野焼きは終了しました(^^)★
野焼き前と野焼き後は比べてみても全く違った景色になりました!
春になり野焼きを行った部分が
緑色の草原になるのがとても楽しみです♪
普及啓発担当の吉岡です!!
3月2日(日)に予定されていた千俵蒔山の野焼きですが、
生憎の雨で9日に延期となっていました。
千俵蒔山の野焼きとは、
かつて佐護では農業をしていく上で欠かせなかった
牛の飼料を千俵蒔山の草原から調達していました。
草原を維持するために毎年2月から3月頃に千俵蒔山の
野焼きを行っていました。
ところが、農業の機械化や農業離れによって牛を飼う必要がなくなり、
千俵蒔山の野焼きも行われなくなりました。
その結果、植生の遷移によって草原は人の手が入らない暗い森林へ変化していきました。
草原はツシマヤマネコのエサとなる小動物が多く生息していたと思われ、千俵蒔山が人の手が入らない暗い林に変化したことは、ツシマヤマネコにとってエサ場の減少につながったと考えられます。
佐護地区では住民が主体となり
「かつての千俵蒔山の草原を再生させたい、
自分たちが子供の頃に見た草原を子供達に継承したい」
と、千俵蒔山草原再生プロジェクトを立ち上げました。
そして、2008年3月9日に40年ぶりに野焼きが行われました。
今年で5回目となった今回の野焼きは、
晴天に恵まれなんとか開催することができました★
朝早くから消防団や地域の方々が集まってくださいました!
開会式を行い、そしていよいよ野焼きの開始です!!!
消防団ごとに定位置につき、
点火開始のサイレンの合図で一斉に火をつけます。
火を付ける場所は風向きや地形を考えたうえで決定するそうです!!
火はどんどん燃え広がり...
あっという間に焼け野原になりました!!!
風の影響で今年は一部分しか焼く事ができませんでしたが、
無事に野焼きは終了しました(^^)★
野焼き前と野焼き後は比べてみても全く違った景色になりました!
春になり野焼きを行った部分が
緑色の草原になるのがとても楽しみです♪