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九州地方環境事務所

ツシマヤマネコニュース

平成25年度蕎麦蒔き

2013年08月05日
センター職員日誌
みなさん、はじめまして。獣医師の國吉です。
気がつけば対馬へ来てもうすぐ1年になります。
ようやくの初投稿。これからよろしくお願いします。

さて、先日8月3日(土)に「ツシマヤマネコを守る会」の蕎麦の種蒔きに参加してきました。お天気は快晴。時折清々しい風が吹き抜ける中、みんなで素敵な汗を流してきました!!
蕎麦の種??なんで??
そう不思議に思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ヤマネコはもちろん肉食、蕎麦の実を食べるわけではありません。
じつは、このお蕎麦はネズミのために蒔いたのです。
そう、ヤマネコの餌となるネズミのための餌なのです。

ヤマネコは、対馬の生態系の頂点にいます。
ヤマネコを守るということは、ただヤマネコだけがいれば良いと言うことではありません。
ヤマネコの餌となる様々な生き物が生息していける環境がなければ、ヤマネコも生きてはいけないのです。
全ての「いのち」は繋がっているんですね。

一列に並んで、種を蒔いている様子。



まんべんなく、均等に。




ここからは、おまけ。
作業終了後、蕎麦畑のすぐ近くの川にて、鮎捕りもしました!!
茂木ARは、大奮闘&大活躍!!
立派な鮎がたくさん捕れましたよ。
もちろん捕れた鮎は、美味しくいただきました。
やはり私たち人間も、命をいただいて生きているんですね。



茂木AR、必死の追い込み漁!!