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九州地方環境事務所

ツシマヤマネコニュース

夏季実習生の募集について

2012年05月18日
ツシマヤマネコニュース
この度、対馬野生生物保護センターでは、夏季実習を実施します。現場で自ら学び取る熱意のある方のご応募をお待ちしております。詳しくは下記要綱をご参照下さい。

1.目的
対馬野生生物保護センターの現場業務体験や地域住民の方々との交流などを通じ、ツシマヤマネコをはじめとする野生生物保護について学びます。実習はツシマヤマネコにまつわる現場業務の補助、自然保護官(レンジャー)やツシマヤマネコ保護関係者による講義等を設ける予定です。

2.実施日程
前期:平成24年8月1日(水)~ 8月10日(金)
後期:平成24年8月16日(木)~ 8月25日(土)
※個人の都合による日程の調整(1日程度)は相談に応じます。

3.募集定員
前期後期各4名(合計8名)

4.募集対象
専門学校生、大学生、大学院生等
※その他の方についても応相談

5.主催及び実習施設
対馬野生生物保護センター
〒817-1603 長崎県対馬市上県町棹崎公園
TEL/FAX:0920-84-5577/5578(担当:一條・笹沼)
E-mail:MIRO_ICHIJO@env.go.jp(担当:一條)

※迷惑メール防止のため@が大文字になっています。

6.必要経費・条件等
・交通費:自己負担
・宿泊費:100円/日(施設維持費として)
・食事代:自己負担
※実習生間で相談をしながら買出・自炊してもらいます。
・レンタカー代:島内での移動手段はレンタカーを使用します。
(レンタル料金:10日間で8,000円程度/人+ガソリン代)
・その他:プログラム上、経費が必要になる場合は別途相談します。

7.受け入れ条件
・基本的に研究室(指導教官)などの推薦状を提出して頂いた方の受け入れを行います。
・参加者には、傷害保険に必ず加入して頂きます。各自加入か、当センターで加入手続きを行います。当センターで加入する場合、実費(1,500円程度)を徴収します。

8.応募規定
・応募締め切り:前期・後期とも7月3日(火)(郵送の場合必着)
※締め切りを延長しました!!
・応募方法:担当者宛に、下記の必要事項を記入の上、メール・ファックス・郵便いずれかの方法でご応募下さい。応募多数の場合は選考の上、前期は6月22日(金)、後期は7月6日(金)までに応募者全員に選考結果を連絡し、事前資料を送付します。
・必要事項(すべて必須)
①希望日程(前期・後期・どちらでも良い)
②氏名(ふりがな)
③住所
④年齢(生年月日)
⑤性別
⑥自動車免許証の有無
※オートマ限定・ペーパー等、普段の運転頻度も記入してください
⑦連絡先電話番号(必ず本人に連絡のつく番号を記入してください)
⑧緊急時連絡先(実家、研究室など緊急時の連絡先)
⑨メールアドレス(PCのみ、携帯不可)
⑩所属(学校名・学部・学科・学年・研究室など)
⑪研究室の教授や指導教官などからの推薦状の提出が可能であるかどうか
※推薦状は選考終了後、参加が確定した方のみ提出して頂きます。
⑫単位取得のための実習(インターン等)の場合、こちらから学校に提出が必要な書類等の有無。有ると答えた場合には、その書式、提出時期など。
⑬自己紹介(400字程度)
⑭この実習に参加したい理由(400字程度)
⑮実習経験の有無(有の場合はその実習内容)
⑯今回の実習の情報をどこで知ったか

※参加の可否のお知らせは、記載されたメールアドレスか本人への直接電話連絡のみとさせていただきます。
※都合により参加を見合わせる場合は速やかに実習開始の3日前(前期:7月29日(日)、後期:8月13日(月))までにご連絡ください。

9.主な実習内容(予定)
(1)飼育管理
飼育管理業務を体験し、個体の健康や衛生管理、感染症問題、飼育下繁殖の意義などを学びます。
・ツシマヤマネコの飼育管理
・ツシマヤマネコの餌動物(ネズミ)の世話、餌の準備 等
(2)普及啓発
普及啓発業務を体験し、野生生物保護のインタープリテーションの手法を学びます。
・ビジターセンターでの来館者対応、普及啓発物の作成
・野外での自然観察会、ヤマネコ教室等のサポート 等
(3)調査研究
調査研究業務を体験し、現場で求められる調査手法や調査視点を学びます。
・ツシマヤマネコの追跡調査
・ツシマヤマネコの痕跡調査、自動撮影調査
・交通事故現場モリタニング調査 等
(4)地域との連携
ヤマネコ保護に関わる多くの方々と交流し、分野横断的な取組み・地域連携の重要性を学びます。
・ボランティア団体、NPO、行政関係者等との交流
・ツシマヤマネコと共生する地域社会づくりについて(住民との対話協働作業) 等
(5)講義
 ・ツシマヤマネコ保護の全体像について
 ・ツシマヤマネコの生息状況調査について
 ・環境教育、普及啓発活動について
 ・交通事故対策について
 ・生息環境の保全について
 ・イエネコ対策について 等

(6)その他
様々なセンターの日常業務(掃除、草刈りなどの作業も含む)


昨年度の実習の様子