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ツシマヤマネコニュース
ヤマネコの訓練施設の現地検討
2012年02月10日
センター職員日誌
昨日、一昨日と、鮎もどし自然公園に整備予定の野生順化施設の現地検討をしてきました。
センターでは、上島では交通事故対策やヤマネコ米を作ったりすることで自然に野生のヤマネコを増やそうとしていますが、ヤマネコがほとんどいない下島では、上島と同様の対策だけではヤマネコを増やすのは難しいと考えているため、動物園で増えたヤマネコを下島に野生復帰させることを考えています。
ツシマヤマネコが安定してずっと生きていくためには、対馬全島にツシマヤマネコがいることが必要と考えていますので、今後、下島でもそうした事業を検討しているところです。
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動物園のヤマネコたちは、野生でどうやって餌をとるのかなど、野生で生きていくための術を身につけていないので、訓練が必要となります。
そのための訓練施設が、「野生順化施設」です。
具体的には、50m四方程度の広い訓練ケージを作ることを考えています。
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今回はどこにケージをたてるか、詳細な位置を検討するため、鮎もどし公園をくまなく歩きました!
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ツシマヤマネコの気持ち(目線)になって、このくらいの高さなら飛び越えられないかな、と考えたり…
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途中で雪が降ってもくじけません。
くじけそうでしたが。
でも、面白いものも見ることができました。
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沢沿いにあった不思議な氷の造形。
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どうも配水管が破裂して、噴水のようになった水がシダにあたって凍ったようです。
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寒さも忘れて?しばらく見とれていました。
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途中でツシマヤマネコの餌の一つ、ツシマサンショウウオも発見!
ここで訓練するヤマネコは見つけられるでしょうか。
どうしても訓練に注目がいってしまいますが、ヤマネコを下島に野生復帰させるのに一番大切なのは、放した後にヤマネコが自力で生きていける環境を用意することです。
上島と同じように、交通事故に気をつけていただく必要がありますし、ヤマネコ米のような地域にとってもヤマネコにとってもよいような取組をしていきたいと思います。
そのため、野生順化施設には、事務所も作って、職員が常駐して、地域の皆さんと一緒にヤマネコと共生する地域社会づくりをしていきたいと考えています。
来年度から平成26年度まで、3カ年かけて野生順化施設を作る予定です。
ヤマネコが棲みやすい対馬になることで、経済的にも精神的にも豊かな暮らしができる、対馬全島がそんな状態になれるよう、今後も頑張っていきたいと思います!
センターでは、上島では交通事故対策やヤマネコ米を作ったりすることで自然に野生のヤマネコを増やそうとしていますが、ヤマネコがほとんどいない下島では、上島と同様の対策だけではヤマネコを増やすのは難しいと考えているため、動物園で増えたヤマネコを下島に野生復帰させることを考えています。
ツシマヤマネコが安定してずっと生きていくためには、対馬全島にツシマヤマネコがいることが必要と考えていますので、今後、下島でもそうした事業を検討しているところです。
動物園のヤマネコたちは、野生でどうやって餌をとるのかなど、野生で生きていくための術を身につけていないので、訓練が必要となります。
そのための訓練施設が、「野生順化施設」です。
具体的には、50m四方程度の広い訓練ケージを作ることを考えています。
今回はどこにケージをたてるか、詳細な位置を検討するため、鮎もどし公園をくまなく歩きました!
ツシマヤマネコの気持ち(目線)になって、このくらいの高さなら飛び越えられないかな、と考えたり…
途中で雪が降ってもくじけません。
くじけそうでしたが。
でも、面白いものも見ることができました。
沢沿いにあった不思議な氷の造形。
どうも配水管が破裂して、噴水のようになった水がシダにあたって凍ったようです。
寒さも忘れて?しばらく見とれていました。
途中でツシマヤマネコの餌の一つ、ツシマサンショウウオも発見!
ここで訓練するヤマネコは見つけられるでしょうか。
どうしても訓練に注目がいってしまいますが、ヤマネコを下島に野生復帰させるのに一番大切なのは、放した後にヤマネコが自力で生きていける環境を用意することです。
上島と同じように、交通事故に気をつけていただく必要がありますし、ヤマネコ米のような地域にとってもヤマネコにとってもよいような取組をしていきたいと思います。
そのため、野生順化施設には、事務所も作って、職員が常駐して、地域の皆さんと一緒にヤマネコと共生する地域社会づくりをしていきたいと考えています。
来年度から平成26年度まで、3カ年かけて野生順化施設を作る予定です。
ヤマネコが棲みやすい対馬になることで、経済的にも精神的にも豊かな暮らしができる、対馬全島がそんな状態になれるよう、今後も頑張っていきたいと思います!