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九州地方環境事務所

ツシマヤマネコニュース

ツシマヤマネコの死亡について(お知らせ)

2012年01月17日
ツシマヤマネコニュース
平成24年1月12日に対馬野生生物保護センター(以下、「センター」といいます。)に保護され、治療していたツシマヤマネコが平成24年1月14日に死亡しましたのでお知らせいたします。

1 保護された経緯
  1月12日(木)午前10時半過ぎ、上県町佐須奈において、衰弱したツシマヤマネコがいるとの情報が地域住民から上県地域活性化センターを通じてセンターに連絡があり、午前11時過ぎにセンター職員がメスの亜成獣を保護し、センターに収容しました。

2 死亡の経緯
  保護当初より、貧血、鼻出血、開口呼吸などの呼吸器症状が認められたため、点滴や酸素吸入等を続けていました。1月14日(土)未明より、脳の異常が疑われる眼震、痙攣等の症状が見られたため、治療を行いましたが改善せず、同日午後、死亡しました。

3 死因について
  死因や死亡前に認められていた症状の原因については、山口大学に解剖・診断を依頼しています。