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ツシマヤマネコニュース
西海国立公園九十九島動植物園におけるツシマヤマネコの負傷について
2011年12月08日
ツシマヤマネコニュース
西海国立公園九十九島動植物園で飼育・展示しているツシマヤマネコ1頭が、隣室で飼育するアムールヤマネコによって、負傷するという事故が発生しました。
1.事故の概要
西海国立公園九十九島動植物園で飼育・展示されているツシマヤマネコ1頭が隣室のアムールヤマネコとの闘争により負傷し、右前肢を断脚いたしました。
詳細は以下の九十九島動植物園からの資料をご覧ください。
2.事故を受けた対応
類似の事故が発生する恐れのある飼育施設がないか、全国のツシマヤマネコ飼育動物園に対し、早急な点検と報告を指示していると共に、対馬野生生物保護センターでも点検を実施したところです。
九十九島動植物園からの報道発表資料は以下の通りです。
--------------------------------------------
平成23年12月8日
報 道 各 位
西海国立公園九十九島動植物園 森きらら
園長 野村 成人
ツシマヤマネコの負傷について(お知らせ)
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
日頃より、動植物園関係事業につきましては、特段のご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
さて、12月1日夕刻、国指定天然記念物であるツシマヤマネコの展示個体が、隣接して展示しているアムールヤマネコとの闘争により負傷したことから、当面、展示を中止しておりますので、お知らせいたします。
施設の構造的な問題に起因する事故と考えられることから、現在、展示施設及び飼育下繁殖施設の両施設において、運用面も含めて、徹底的な再確認を行っているところです。
今回、国民の財産ともいえるツシマヤマネコの負傷という事故が発生しましたことについて、深くお詫び申し上げますとともに、今後このような事故を起こすことがないよう、施設の改修も含めまして、万全の対策を講じてまいりたいと考えております。
【発生現場】 長崎県佐世保市船越町2172番地
西海国立公園九十九島動植物園
ツシマヤマネコ展示舎内
【発生日時】 平成23年12月1日(木曜日) 14時から16時半頃(推定)
収容時16時50分頃に異常発見。
【負傷個体】 ツシマヤマネコ展示個体(№22、♂、7歳、愛称たから)
【事故概要】 ツシマヤマネコとアムールヤマネコの展示個体(♂、6歳、愛称りゅう)が闘争し、ツシマヤマネコの展示個体が負傷したもの。
右前腕部から掌部にかけて、重度の裂傷及び開放性骨折などが認められたため、手術により上腕部で断脚。
【施設概要】 以下のとおり
【事故原因】 負傷時の詳細については不明だが、発見後の現場確認により、両ヤマネコ展示場の隣接部分にあるドア下部のコンクリート基礎部分に、血痕など闘争痕跡があることから、ドア下部の隙間からネコが前足を伸ばすと、隣接する展示場のネコに届く状況だったためと推測される。
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1.事故の概要
西海国立公園九十九島動植物園で飼育・展示されているツシマヤマネコ1頭が隣室のアムールヤマネコとの闘争により負傷し、右前肢を断脚いたしました。
詳細は以下の九十九島動植物園からの資料をご覧ください。
2.事故を受けた対応
類似の事故が発生する恐れのある飼育施設がないか、全国のツシマヤマネコ飼育動物園に対し、早急な点検と報告を指示していると共に、対馬野生生物保護センターでも点検を実施したところです。
九十九島動植物園からの報道発表資料は以下の通りです。
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平成23年12月8日
報 道 各 位
西海国立公園九十九島動植物園 森きらら
園長 野村 成人
ツシマヤマネコの負傷について(お知らせ)
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
日頃より、動植物園関係事業につきましては、特段のご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
さて、12月1日夕刻、国指定天然記念物であるツシマヤマネコの展示個体が、隣接して展示しているアムールヤマネコとの闘争により負傷したことから、当面、展示を中止しておりますので、お知らせいたします。
施設の構造的な問題に起因する事故と考えられることから、現在、展示施設及び飼育下繁殖施設の両施設において、運用面も含めて、徹底的な再確認を行っているところです。
今回、国民の財産ともいえるツシマヤマネコの負傷という事故が発生しましたことについて、深くお詫び申し上げますとともに、今後このような事故を起こすことがないよう、施設の改修も含めまして、万全の対策を講じてまいりたいと考えております。
【発生現場】 長崎県佐世保市船越町2172番地
西海国立公園九十九島動植物園
ツシマヤマネコ展示舎内
【発生日時】 平成23年12月1日(木曜日) 14時から16時半頃(推定)
収容時16時50分頃に異常発見。
【負傷個体】 ツシマヤマネコ展示個体(№22、♂、7歳、愛称たから)
【事故概要】 ツシマヤマネコとアムールヤマネコの展示個体(♂、6歳、愛称りゅう)が闘争し、ツシマヤマネコの展示個体が負傷したもの。
右前腕部から掌部にかけて、重度の裂傷及び開放性骨折などが認められたため、手術により上腕部で断脚。
【施設概要】 以下のとおり
【事故原因】 負傷時の詳細については不明だが、発見後の現場確認により、両ヤマネコ展示場の隣接部分にあるドア下部のコンクリート基礎部分に、血痕など闘争痕跡があることから、ドア下部の隙間からネコが前足を伸ばすと、隣接する展示場のネコに届く状況だったためと推測される。
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