「なくそう!とらばさみ0(ゼロ)キャンペーン」の実施について(お知らせ)
投稿者:環境省 投稿日:2011/01/07(Fri) 13:19 No.287
現在、法律で使用が禁止されている「とらばさみ」によるツシマヤマネコの捕獲を根絶するため、環境省、長崎県、対馬市では対馬南・北警察署と協力して、「なくそう!とらばさみ0(ゼロ)キャンペーン」を実施いたしますので、お知らせいたします。
Ⅰ.キャンペーンの趣旨
平成9年8月の対馬野生生物保護センター開所以来、養鶏への被害防止や狩猟目的で仕掛けられたとらばさみによるツシマヤマネコの捕獲は10件発生しています。また、ツシマヤマネコ以外にもツシマテンや鳥類、飼いイヌ、飼いネコなどがとらばさみにかかり脚を切断するなどの被害に遭っています。このように、とらばさみは動物を無差別に捕獲し、かつ重大な苦痛を与え殺傷してしまうおそれがあるため、野生生物保護、動物愛護、そして人の安全確保の観点から使用が禁止されています。平成19年4月16日から「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律施行規則」や「長崎県第10次鳥獣保護事業計画」により野生鳥獣の捕獲を目的とした使用は禁止されており、違反した場合は罰金若しくは懲役に処せられる場合があります。
このため法律改正以降、環境省・長崎県・対馬市は、「とらばさみ回収キャンペーン(平成20年8月)」等を実施して、とらばさみ使用禁止を周知してきましたが、根絶には至っておりません。
このたび、環境省・長崎県・対馬市は、対馬南・北警察署と協力して、「なくそう!とらばさみ0(ゼロ)キャンペーン」を以下の通り実施します。
Ⅱ.キャンペーンの内容
・とらばさみ使用禁止の普及啓発を目的としたチラシおよびポスターの作成と掲示
・とらばさみ使用禁止及び「捕獲に頼らない鶏小屋の防護方法」の普及啓発(防災無線及び対馬市ケーブルテレビを活用)
・猟具販売店へのとらばさみ販売自粛継続のお願い
・現在所持しているとらばさみの回収への協力のお願い
Ⅲ.キャンペーンの期間
平成23年1月10日~3月15日
Ⅳ.取材について
平成23年1月10日(10:00~12:00)峰町ダイレックス駐車場において、ツシマヤマネコ着ぐるみ「つばきちゃん」による、とらばさみ使用禁止の普及啓発を目的としたチラシの配布を実施します。
なお、当日は対馬南・北警察署の「110番の日」キャンペーンと合同して実施します。
ツシマヤマネコの死体収容について(お知らせ)
投稿者:環境省 投稿日:2010/12/24(Fri) 15:27 No.285
12月24日(金)、対馬市上県町佐護(さご)の国道において、交通事故で死亡したと考えられるツシマヤマネコの死体を対馬野生生物保護センター(以下、「センター」といいます。)が収容しました。
1 死体が収容された経緯
12月24日(金)午前7時半頃、対馬市上県町佐護の国道で死亡しているツシマヤマネコをセンター職員が発見し、センターにツシマヤマネコの死体を収容しました。
2 死体の個体情報
(1)性別 ♀
(2)年齢 成獣
(3)体重 1,980g
(4)個体の状況 栄養状態良好。経産。肋骨が骨折していたが、外傷はほとんどなかった。
(5)死因 道路上で発見された事から交通事故と考えられる
(6)FIV、FeLV検査 簡易検査で陰性
(FIV:ネコ免疫不全ウイルス、FeLV:ネコ白血病ウイルス)
3 今後の対応
ここ1年間ほどで非常に多くのツシマヤマネコの交通事故が発生していることから(平成21年12月から本日までで7件)、環境省・長崎県・対馬市は、共同でツシマヤマネコ交通事故非常事態宣言を平成22年12月8日に発令し、ドライバーへの交通事故防止の呼びかけを強化してきたところです。今後は、以下の対策を実施予定です。
○短期的な対策
・交通事故箇所への交通事故防止移動式看板の設置
・12月25日(13:30~)に上対馬総合センター駐車場において、ツシマヤマネコ着ぐるみ「つばきちゃん」によるツシマヤマネコ交通事故防止の普及啓発を目的としたチラシの配布を実施 等
○中長期的な対策
・カルバートをはじめとする道路・河川構造物への配慮実施に向けた関係機関との協議
・センターの飼育下個体を用いた行動等の実験の実施 等
4 これまでのツシマヤマネコの交通事故について
今回の事故により、平成4年以降の交通事故発生件数は累計で55件(48頭死亡)となりました。前回のツシマヤマネコの交通事故は平成22年11月1日であり、交通事故ゼロ記録は52日間でした。
5 普及啓発の内容
年末年始にかけて交通量の増加や夜間運転等により、事故が多発する可能性があります。特に夕方から明け方にかけては、道路脇のヤマネコの存在を意識して安全運転を心がけていただきますよう、よろしくお願いいたします。
万が一事故に遭遇した場合又はツシマヤマネコの死体を発見した場合は、速やかにセンター等までご連絡くださるよう、お願いいたします。特に、当事者による通報は、迅速な保護収容と、その後の事故対策を考える上で極めて重要です。故意でない限り罪に問われることはありませんので、万一の場合はご協力くださいますようお願いたします。
ツシマヤマネコ交通事故非常事態宣言発令のお知らせ
投稿者:環境省 投稿日:2010/12/08(Wed) 10:03 No.283
1.発令の背景
ツシマヤマネコ(ヤマネコ)の交通事故は、平成18年度に過去最高の死亡数(7件)を記録して以降減少傾向にあり、平成20年2月の一重での事故発生後、無事故記録は675日を達成しました。しかし、平成21年12月の志越での事故発生後再び増加傾向となり、ここ1年では既に6件の事故が発生しています。これは対馬におけるヤマネコの推定生息数がわずか80~110頭となっているなかで、憂慮すべき状況です。このような状況をふまえ、今後の交通事故防止のため島民および島外からの観光客の皆さま等にツシマヤマネコの交通事故の現状を知ってもらうとともに、安全運転を心がけていただくことを目的として、環境省・長崎県・対馬市はツシマヤマネコ交通事故非常事態宣言を発令します。
2.今後の交通事故対策について
上記のような状況をふまえ、対馬野生生物保護センターでは、関係行政機関と協力して、これまでの交通事故対策により一層力を入れ、今後(特に秋から冬にかけて)の交通事故を防止対策を強化します。
短期的な実施強化対策としては、島民およびドライバーの意識向上のための普及啓発を実施します。また、中長期的な対策としては、人(車)とヤマネコとの動線を立体的に区別することを目指し、ボックスカルバートの改良等道路の「エコロード」化を進めるための取り組みを、関係行政機関への理解・協力を保ちながら推進していきます。詳細については、別添資料をご参照ください。
3.ドライバーへの注意喚起の実施
環境省、長崎県、対馬市は色々な媒体を通じて以下のようなヤマネコの保護に配慮した運転を要請する呼びかけをドライバーの方々に行い交通事故の防止を図ることとしています。
ツシマヤマネコ交通事故非常事態宣言発令中です。
秋から冬はヤマネコの親離れの時期と恋の時期にあたり、交通事故が多発する傾向にあります。また、これから年末年始にかけては帰省等による交通量増加により事故発生の危険性が高まります。特に夕方から明け方にかけての運転はヤマネコの飛び出しに十分注意して安全運転を行ってくださいますようお願いいたします。
万が一ヤマネコを轢いてしまっても、故意でない限り罪に問われることはありません。事故発生時の状況は今後の事故対策を進める上で大変重要な情報となりますので、ヤマネコを轢いてしまった、または道路上で死んでいるヤマネコを見かけた場合は対馬野生生物保護センターまでご連絡ください。
Re: ツシマヤマネコ交通事故非常事態宣言発令のお知らせ
環境省 - 2010/12/08(Wed) 10:09 No.284
○別添資料
今後の交通事故対策について
<短期的な対策:ドライバー側への普及啓発活動>
① 非常事態宣言および普及啓発
今後の交通事故発生防止のため、ドライバーへヤマネコの交通事故に対する現状を理解して頂くとともに、ヤマネコ交通事故への意識向上を図ることを目的に、非常事態宣言を発令し、以下の事故防止活動を実施する。
・島内各スーパーでの注意喚起チラシ配布。(環境省、長崎県、対馬市)
・12月15日、16日に実施予定である交通安全キャンペーンに参加し、チラシ配布による注意喚起(対馬北地区交通安全協会、対馬北警察署、環境省、長崎県、対馬市)
・ヤマネコの交通事故注意喚起を促すポスターを作成し、空港、港、レンタカー会社を始め島内主要箇所へ配布・掲示を依頼(環境省)
・島内全戸に設置されている防災無線による、交通事故防止の注意喚起放送(環境省、対馬市)
・ツシマヤマネコの交通事故の発生および道路への飛び出し等がないか、パトロールを実施(ツシマヤマネコ応援団)
② 交通事故発生箇所等における注意喚起
・事故発生箇所やそのおそれのある箇所において注意喚起のための交通事故防止移動式看板を設置(環境省)
<中長期的な対策:関係行政機関との連携およびヤマネコ側への対策>
① カルバートをはじめとする道路・河川構造物への配慮実施(環境省、長崎県、対馬市)
環境省とツシマヤマネコ応援団でこれまで実施してきたカルバートへの簡易的な配慮(カルバート呑吐口の清掃、ネコ走りの設置等)の実績を踏まえながら、既設および新設カルバートにおいて、人(車)とヤマネコの動線を分けるための工夫を関係機関の理解と協力のもと進めていく。その他、道路、河川の新設および改修時には、設計段階から野生生物に配慮した整備等について理解と協力を求める。
② 既存配慮物の管理の徹底(環境省、長崎県)
現段階で配慮がなされている箇所について、機能維持のため管理を徹底する。
③ センターの飼育下個体を用いた行動等の実験の実施(環境省)
センター飼育個体を用いて、ヤマネコの行動や反応等の特徴を把握するための実験を行い、知見収集に努める。
ツシマヤマネコの保護・収容について(お知らせ)
投稿者:環境省 投稿日:2010/12/07(Tue) 14:05 No.282
平成22年12月5日(日)、対馬市上対馬町古里(ふるさと)において、ツシマヤマネコを保護したとの連絡があり、対馬野生生物保護センター(以下、「センター」といいます。)に保護・収容しました。
1 保護された経緯
12月5日(日)午前10時半ごろ、上対馬町古里においてツシマヤマネコが店内に入っているとの連絡がセンターにあり、センター職員が現場に向かい、捕獲し、センターに保護・収容しました。
2 個体の情報
(1)性別 オス
(2)年齢 亜成獣(今年春生まれ)
(3)体重 1,310g
(4)全長 まだ計測を実施していない
(5)個体の状況 若干やせ気味
(6)FIV、FeLV検査 共に陰性
(FIV:ネコ免疫不全ウイルス、FeLV:ネコ白血病ウイルス)
3 今後の予定
疾病等の有無を検査中であり、それらの結果、問題なければ放獣することとしています。
ツシマヤマネコの死体収容について(お知らせ)
投稿者:環境省 投稿日:2010/11/04(Thu) 15:34 No.280
11月1日(月)、対馬市豊玉町佐志賀(さしが)の県道及び対馬市峰町三根(みね)の国道において、交通事故で死亡したと考えられるツシマヤマネコの死体を対馬野生生物保護センター(以下、「センター」といいます。)が収容しました。
1 死体が収容された経緯
11月1日(月)朝、対馬市豊玉町佐志賀の県道脇で死亡しているツシマヤマネコを地域住民が発見し、午前9時頃センター職員に連絡があり、センター職員がツシマヤマネコの死体を収容しました。
また、11月1日(月)午後8時頃、対馬市峰町三根の国道上で死亡しているツシマヤマネコを地域住民が発見し、センター職員に連絡があり、センター職員がツシマヤマネコの死体を収容しました。
2 死体の個体情報
①豊玉町の交通事故死体
(1)性別 不明
(2)年齢 1歳半(亜成獣)
(3)体重 1,585g
(4)個体の状況 栄養状態良好、頭蓋骨骨折、内臓が捕食されていた。
(5)死因 道路脇で頭部に外傷を負った状態で発見された事から交通事故と考えられる
(6)FIV、FeLV検査 簡易検査で陰性
(FIV:ネコ免疫不全ウイルス、FeLV:ネコ白血病ウイルス)
②峰町の交通事故死体
(1)性別 オス
(2)年齢 1歳未満(亜成獣)
(3)体重 1,750g
(4)個体の状況 栄養状態良好、頭蓋骨骨折。
(5)死因 血痕と共に道路上で発見された事から交通事故と考えられる
(6)FIV、FeLV検査 簡易検査で陰性
(FIV:ネコ免疫不全ウイルス、FeLV:ネコ白血病ウイルス)
3 今後の対応
1日の間に2件のツシマヤマネコの交通事故が起きたのは今回が初めてで、今年度はこれまで最も交通事故の多かった平成18年度と同じペースで交通事故が起きていることから、別紙のツシマヤマネコ交通事故防止対策を徹底することとし、今回の交通事故箇所への交通事故防止移動式看板を設置することとしています。 引き続き、運転をされる方に対して、特に夜間の運転につきまして、スピードを落とし、安全運転に心がけるよう、交通安全キャンペーン等のイベントを活用して、普及啓発を進めていきます。
4 これまでのツシマヤマネコの交通事故について
今回の事故により、平成4年以降の交通事故発生件数は累計で54件(47頭死亡)となりました。前回のツシマヤマネコの交通事故は平成22年6月9日であり、交通事故ゼロ記録は144日間でした。
5 その他
万が一事故に遭遇した場合又はツシマヤマネコの死体を発見した場合は、速やかにセンター等までご連絡くださるよう、お願いいたします。特に、当事者による通報は、迅速な保護収容と、その後の事故対策を考える上で極めて重要です。故意でない限り罪に問われることはありませんので、万一の場合はご協力くださいますようお願いたします。
ツシマヤマネコの対馬の下島における生息情報の確認について
投稿者:環境省 投稿日:2010/10/18(Mon) 14:11 No.279
種の保存法に基づく国内希少野生動植物種であるツシマヤマネコの生息数は、対馬全体で80~110頭と推定され、特に、対馬の下島においては、近年、確実な生息情報は非常に限られたものとなっています。
今般、環境省から長崎県に委託し実施している調査の中で、下島北部で採取された糞のDNA分析の結果、ツシマヤマネコのものが確認されたのでお知らせします。
1 確認の経緯
環境省及び長崎県は、種の保存法に基づく国内希少野生動植物種であるツシマヤマネコの生息状況を把握するための調査を実施している。
対馬の下島における調査については、近年わずかに生息の可能性を示す情報がある下島南部の厳原町内山周辺を中心として、平成18年度以降、痕跡調査、自動撮影調査を行ってきたところであるが、平成21年12月に同町小浦周辺で、ツシマヤマネコの亜成獣が保護されたことから、昨年度より、それまでの調査範囲を拡げてきたところである。
平成22年9月25日、関係者より、ツシマヤマネコの糞の可能性がある糞を対馬市美津島町の城山周辺(登山道上)で採取したとの連絡があり、長崎県環境保健研究センターにDNA分析を依頼したところ、ツシマヤマネコのオスの糞であることが10月14日に確認された。
2 過去の下島における調査の成果
*下島においては、ヤマネコのものと思われる糞等の痕跡は、1990年代まで確認されていたが、平成17年度公表の生息状況調査では、確実な生息情報を得ることができなかった。2007年3月に下島において自動撮影カメラ調査によって1984年以来23年ぶりに確実な生息が確認されてからの確実なヤマネコの生息情報は添付のとおりとなっている。
3 結果の評価
今回の結果により、昨年12月に保護されたツシマヤマネコとは別のオスのツシマヤマネコが下島に生息していることを確認できた。今後、関係行政機関、専門家等と協議し、追加の調査等について検討していく予定。
ツシマヤマネコの移動について(お知らせ)
投稿者:環境省 投稿日:2010/10/08(Fri) 13:12 No.269
環境省では、ツシマヤマネコの保護を図るため、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」(通称「種の保存法」)に基づく保護増殖事業計画(平成7年7月17日環境省及び農林水産省告示)を策定し、生息状況の把握、生息環境の維持・改善、飼育下での繁殖等の取組を進めています。
同計画に基づく飼育下繁殖については、(社)日本動物園水族館協会の協力を得て福岡市動物園、井の頭自然文化園、よこはま動物園ズーラシア、富山市ファミリーパーク及び佐世保市亜熱帯動植物園において飼育下繁殖事業を実施しているところです。
今般、飼育下繁殖事業の一環として、対馬野生生物保護センター及びツシマヤマネコを飼育する5つの動物園の間でツシマヤマネコの移動を行いますのでお知らせします。
1 ツシマヤマネコの保護増殖事業について
ツシマヤマネコは平成6年に、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(通称「種の保存法」)に基づく国内希少野生動植物種に指定され、平成7年に同法に基づく保護増殖事業計画(環境省及び農林水産省告示)を策定し、同計画に基づく生息状況の把握、生息環境の維持・改善、飼育下での繁殖等の保護の取組を進めている。
2 ツシマヤマネコ飼育下繁殖事業の経緯
環境省は保護増殖事業計画に基づき以下の目的で飼育下繁殖事業を実施している。
(1) 対馬の環境が改善し、生息地で安定して生息が可能になるまでの生息域外での種の保存
(2) 野生個体群の保護活動の補完(野生復帰など)。
(3) 科学的データを収集、解析し、生息地でのヤマネコの保護対策への応用
(4) ツシマヤマネコの現状について全国的に普及啓発を行うことで、野生個体群保護の推進
○ツシマヤマネコの飼育下繁殖事業は、平成11年より福岡市動物園の協力を得て開始し、平成12年4月に初めて繁殖に成功している。
また、平成18年11月から、災害や感染症の発生などに備えて分散飼育を行うこととし、井の頭自然文化園及びよこはま動物園ズーラシアでツシマヤマネコの飼育を開始、平成19年11月より富山市ファミリーパーク、平成22年3月より佐世保市亜熱帯動植物園においても個体の飼育を行っている。現在は、福岡市動物園で10頭、井の頭自然文化園で4頭、よこはま動物園ズーラシアで4頭、富山市ファミリーパークで4頭、佐世保市亜熱帯動植物園で4頭、対馬野生生物保護センターで9頭、計35頭の個体を飼育下個体群維持のために飼育しており、各動物園ではこれまで42頭が誕生している(現在、成育は25頭)。
なお、環境省では、遺伝的多様性を維持した持続可能な飼育下個体群を確立するために、最終目標として合計100頭程度の繁殖個体群を分散飼育で飼育することとしている。
3 移動スケジュール(予定)
10月13日(水)
No.1 14才 オス 初めて飼育下繁殖のために捕獲されたツシマヤマネコ
福岡市動物園から対馬野生生物保護センターに移動
福岡空港発(ANA4933便)10時00分
対馬空港着 10時35分
No.20 7才 オス 2003年福岡市動物園生まれ
福岡市動物園からに井の頭自然文化園に移動
福岡空港発(ANA256便) 14時00分
羽田空港着 15時35分
No.36 5才 オス 2005年福岡市動物園生まれ
対馬野生生物保護センターから富山市ファミリーパークに移動
対馬空港発(ANA4934便)11時05分
福岡空港、羽田空港経由
富山空港着 18時45分
No.41 3才 オス 2007年福岡市動物園生まれ
対馬野生生物保護センターから井の頭自然文化園に移動
対馬空港発(ANA4934便)11時05分
福岡空港経由
羽田空港着 15時35分
No.13 8才 メス 2002年福岡市動物園生まれ
福岡市動物園から佐世保市亜熱帯動植物園に移動
福岡市動物園発 9時
佐世保市亜熱帯動植物園着 11時30分
10月28日(木)
No.18 7才 メス 2003年福岡市動物園生まれ、現よこはま動物園公開個体
よこはま動物園から福岡市動物園に移動
羽田空港発(ANA247便) 9時45分
福岡空港着 11時35分
No.39 4才 メス 2006年福岡市動物園生まれ
現富山市ファミリーパーク公開個体「もも」
富山市ファミリーパークから福岡市動物園に移動
小松空港発(ANA315便) 9時45分
福岡空港着 11時05分
No.45 6才 オス 2004年対馬市上対馬町で保護
井の頭自然文化園から福岡市動物園に移動
羽田空港発(ANA247便) 9時45分
福岡空港着 11時35分
No.60 1才 オス 2009年12月対馬市厳原町で保護
対馬野生生物保護センターから福岡市動物園に移動
対馬空港発(ANA4934便)11時05分
福岡空港着 11時35分
なお、移動スケジュールはツシマヤマネコの状態及び航空機の運航状況、道路状況等により、変更も考えられますのでご承知おきください。