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九州地方環境事務所

報道発表資料

2022年08月26日
  • 報道発表

令和4年5月20日に発生した野生のツシマヤマネコの ツシマヤマネコ野生順化ステーション内への侵入に関する対応の完了と野生順化ケージ利用の再開について

 令和4年5月20日(金)、長崎県対馬市厳原町にあるツシマヤマネコ野生順化ステーション(以下、「ステーション」といいます。)内への野生のツシマヤマネコの侵入を受け、侵入経路の特定や侵入防止対策の実施等の対応を終えましたので、野生順化ケージの利用を再開します。
 令和4年5月20日(金)に野生個体(“Mt-105”とナンバリング)が侵入したことを受けて、ツシマヤマネコ野生順化ステーション危機管理手順書に基づく施設の緊急点検を実施し、また、専門家の助言を踏まえて侵入経路と疑われる箇所を調査したうえ、侵入防止対策を実施しました。併せて、再発防止のための管理体制を見直しました。
 Mt-105をステーション外に放獣して以降、モニタリングを実施した結果として、8月26日現在、野生個体の侵入は確認されておりません。
 以上から、当面の対策は完了とし、8月26日以降野生順化ケージの利用を再開することとしました。
 今後も安全管理及び再発防止の徹底に努めて参ります。

※参考:令和4年6月8日発表
 令和4年5月20日に発生した野生のツシマヤマネコのツシマヤマネコ野生順化ステーション内への侵入及び再発防止について(お知らせ)

お問い合わせ先

環境省
 ・九州地方環境事務所野生生物課
   課長 大澤 隆文
 ・対馬自然保護官事務所
 (対馬野生生物保護センター)
   首席自然保護官 松岡 法明
   ℡ 0920-84-5577
 ・厳原事務室
 (ツシマヤマネコ野生順化ステーション)
   自然保護官 木滑 黄平
   ℡ 0920-57-0101