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九州地方環境事務所

報道発表資料

2012年04月10日
  • その他

報道発表:九州・沖縄版 環境アセスメントにおける環境保全措置ベストプラクティス集2011」を公表します(お知らせ)

九州地方環境事務所

 環境影響評価(環境アセスメント)法の改正により、開発事業者の適切な環境保全の取組の実施がこれまで以上に求められます。これを踏まえ、環境省九州地方環境事務所では、九州・沖縄地域においてこれまで環境アセスメントが実施された開発事業の中から、優れた環境保全の工夫や取組み事例を収集し、今般、「環境保全措置ベストプラクティス集」としてとりまとめました。
 事業者の環境保全に関する優れた取組を紹介することにより、事業者の環境保全に対する理解が深まり、また、改正法の施行に向けて、事業者の環境保全技術向上の促進の一助となることを期待します。

背景・目的

 平成23年4月27日に、環境影響評価法の一部を改正する法律(平成23年法律第27号、以下「改正アセス法」という)が公布され、公布後2年以内に全面施行となります。改正アセス法では、環境保全措置等の報告が義務づけられ、事業者の開発事業における適切な環境保全の取組の実施がこれまで以上に求められることとなります。
 そのため、九州地方環境事務所では、改正アセス法の施行を見据え、環境保全措置等の現状を把握するため、これまで九州・沖縄地域において実施されたアセス法に基づく環境保全措置等についてフォローアップ調査を実施しました。
 本リーフレットは、調査において確認された環境保全措置の中で、優れた取組・工夫をとりまとめたものです。現在実施されている事業者の環境保全の取組に対する理解が促進され、また、改正法の施行に向けて、事業者の環境保全技術の向上が促進されることを期待します。

◇対象事業

・伊良原ダム建設事業
 (湿地環境整備、コキクガシラコウモリのねぐら環境の創造・整備等)
・一般国道57号(中九州横断道路)大野竹田道路
 (オオイタサンショウウオの移設等)
・新石垣空港整備事業
 (ビオトープの創出、小型コウモリ類の保全のためのグリーンベルト・人工洞の創出等)
・福間駅東土地区画整理事業
 (メダカ池の整備等)
・一般国道444号佐賀福富道路(有明海沿岸道路)
 (漏れ光の低減、クリークの現状保全等)
・与那国空港拡張整備事業
 (オオヤドカリ類の保全等)

3.添付資料

「九州・沖縄版環境アセスメントにおける環境保全措置ベストプラクティス集2011」リーフレット[PDF :4854KB ]

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