野生生物の保護

管内の希少野生動植物種保護増殖事業

 国内希少野生動植物種のうち、繁殖の促進、生息地等の整備等の事業の推進を行う必要があると認める場合は、保護増殖事業計画を策定して、保護増殖事業を行っています。九州管内では、以下の4 種について、保護増殖に取り組んでいます。

ツシマヤマネコ Prionailurus bengalensis euptilurus

対馬野生生物保護センター

 絶滅危惧Ⅰ A 類 国指定天然記念物
 世界中で対馬にのみ生息するヤマネコで、生息数は80から110 頭といわれます。森林伐採、林業普及や山間部の耕作地放棄に伴う生息地の減少、交通事故、ノネコが持ち込んだネコエイズなどにより個体数が激減してしまいました。生息地の保全や環境整備、ノネコ対策、飼育下繁殖などの取組が進められています。

ゴイシツバメシジミ Shijimia moorei

 絶滅危惧Ⅰ A類 国指定天然記念物
 熊本県、宮崎県と奈良県にのみ生息するとされる森林性のチョウで、幼虫はシシンランという着生植物の蕾を食べて成長し、成虫はノリウツギなどの花の蜜を吸います。乱獲や森林伐採などにより減少してしまいました。九州地方環境事務所では、人工繁殖実験や、幼虫の餌であるシシンランの増殖などを実施しています。

ベッコウトンボ Libellula angelina

 絶滅危惧Ⅰ A 類
 かつては本州、四国、九州の池沼に生息していましたが、生息環境の消失や悪化により、今では主な生息地は静岡県、山口県と九州の一部でしか確認できなくなってしまいました。九州地方環境事務所では、藺牟田池(いむたいけ)の生息地保護区において、生息地の保全と生息状況のモニタリングを実施しています。

ハナシノブ Polemonium kiushianum

 絶滅危惧Ⅰ A 類
 熊本県阿蘇地域の草原にのみ生育する多年草で、草原や林縁など、日当たりの良い場所に生育します。初夏から盛夏にかけて、薄青紫色の花を房状に咲かせます。九州地方環境事務所では、2 箇所の生育地保護区において、生息状況の調査や草刈りなどの環境整備を実施しています。

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地域環境データベース
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