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対馬野生生物保護センター

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ツシマヤマネコの一般公開

ツシマヤマネコの一般公開の目的

 日本で最も絶滅のおそれの高い動物の1つであるツシマヤマネコを保護するためには対馬のみならず、全国の方々の理解と協力が必要不可欠です。しかし、生息数の減少により対馬の住民でさえ実際にツシマヤマネコを見たことがある人は少なく、ツシマヤマネコの問題を身近に感じることが難しい状況です。

 そこで、対馬野生生物保護センターでは、飼育しているツシマヤマネコを皆さんに見ていただくことで、ツシマヤマネコを身近に感じ、さらにそれらを取り巻く問題に関心を高めて頂きたいと考え、2003年12月9日に一般公開を開始しました。

現在一般公開しているツシマヤマネコについて

四代目
:かなた(♂)
公開期間
:2019年11月〜現在
公開経緯
:福岡市動物園で生まれ、今後は繁殖に参加しないことが決まったため、対馬にやってきました。
名前の由来
:対馬の古代山城・金田城(かなたのき)から。金田城と同様に末永くみんなに愛されて欲しい。この子に興味関心をもってお客さんが日本中から、海の彼方から沢山来ますようにという願いを込めて。

 四代目の一般公開ヤマネコを務める「かなた」は、2015年4月13日に福岡市動物園での飼育下繁殖で誕生したツシマヤマネコです。対馬での名前は、公募で寄せられた沢山の命名候補の中から選ばれて決定しました。
ヤマネコは夜行性なので昼間は寝転がったり、眠ったりしていることが多いですが、食事の後はイエネコ同様に爪とぎをしたり、顔を洗ったり、部屋の中を跳ねまわったりと活発に動きまわっています。


 対馬野生生物保護センターでは、開館中は随時見学することができますが、個体の体調により公開を中止する場合もございます。また、悪天候やその他の条件などにより、皆さまから姿が見えにくい場所にいる場合もございます。予めご了承ください。公開状況に関しては、対馬野生生物保護センター(0920-84-5577)までお問い合わせください。

            
           

歴代の一般公開ヤマネコ

初代
:つしまる(♂)
公開期間
:2003年12月〜2007年1月
公開経緯
:2000年3月に上県町佐護にて野良猫捕獲用の箱わなに入り保護されました。血液検査の結果、ネコ免疫不全ウイルス(通称:ネコエイズウイルス)に感染していたため、センターで飼育することになりました。
名前の由来
:「対馬らしい」「親しみやすい」という理由から「つしまる」と名付けられました。

二代目
:つつじ(♀)
公開期間
:2007年3月〜2008年6月
公開経緯
:2002年9月に琉球大学の行動追跡調査のため捕獲されましたが、血液検査の結果ネコ免疫不全ウイルス(通称:ネコエイズウイルス)に感染していたため、センターで飼育することになりました。
名前の由来
:対馬市の花で、山々を紫紅色に染める「ゲンカイツツジ」が見ごろの3月に一般公開されたことからにちなみ、「つつじ」と名付けられました。


                
三代目
:福馬(♂)
公開期間
:2008年6月〜2018年12月
公開経緯
:福岡市動物園にて飼育下繁殖計画のもと生まれたヤマネコで、兄弟など血縁のある個体が多いことから対馬にやってきました。
名前の由来
:「福」岡の動物園で生まれて、対「馬」で育ったことから「福馬」と名付けられました。