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ツシマヤマネコニュース

縦断駅伝その1~開幕~

2012年01月10日
センター職員日誌
 宣誓 半世紀の歴史と伝統を持つ この対馬縦断駅伝大会において
    仲間を信じ 己を信じ 最後まで駆け抜け
    沿道で応援していただく市民の皆様に 勇気と感動を与えられるよう
    全力で走り抜くことを 誓います
              選手代表 上県町「アンカー」 茂木周作

町対抗の部、前年度優勝チームのキャプテンとして、大会前日に行われる開会式での選手宣誓という大役を多少緊張していた感は否めないものの張り切ってこなし、いよいよ待ちにまった第51回対馬縦断駅伝大会、その当日の朝を迎えました。

今年は最終13区を走るため、朝は比較的のんびり起床。
ご飯を食べて準備をしたら今年も2区を走ることになったコッシーのもとへ。

今年はケガがあって思うように走れていない中、それでも監督・コーチ・選手仲間から「練習してなくても(ある程度は)走れるのがコッシー☆」という妙な信頼感を得ている彼は、まったく迷惑な勘違いだと呟きながら、不安と憤りが混じりつつも興奮を隠せない全くおかしな表情で、それでも黙々と佐須奈のグラウンドでアップしていました。

この2区という区間は上県町佐須奈から佐護まで約8kmと距離自体は長くないものの、最初からいきなり2km近く上り坂が続き、あとはほとんど下り坂というなかなか足に優しくないコース。
加えて、上県駅伝部としては地元であるため、知り合いの応援が多く、恥ずかしい走りは許されないプレッシャーもあるのです。

さて、今大会の町対抗の部、優勝候補筆頭である豊玉町の2区走者は村瀬先生。
村瀬先生は対馬代表として県下一周駅伝にも派遣されるほどの実力者ながら、記録会やロードレースなど手当たり次第(どんなにタイムが遅くても気にせず)参加してくる僕らをウザがらず、どこで会っても気さくに話しかけてくれるとってもいい人なのです。

村瀬先生も今年は故障がちなため2区を走ることになったらしく、村瀬先生本来の実力からすればかなり厳しい相手だけど、今日の調子はどうなんだ?勝機ある!?と腹の探り合いをしている間にもう1区のスタート時間。

「コッシー頑張ってね!1区の武ちゃんはきっと先頭集団で来るよ。君だって間違いなく走れるさっ♪」

みんなの走りが見られないのは残念だけど、僕は選手配送車で13区のスタート地点へ。
途中、各区間のスタート地点付近でアップするみんなのもとに寄り、声をかけながら互いの健闘を誓い合い、13区スタート地点に向かったのでした・・・