サンゴ礁について

サンゴ礁の地形

サンゴ礁とはサンゴを中心とした生物たちが長い時間かけて作った地形のことです。

サンゴ礁の地形説明図

サンゴ礁にとって最も大切なものは、山・川・海の一連の密接なつながりです。

サンゴ礁の形状タイプの絵

サンゴとは

サンゴは植物みたいですがイソギンチャクなどと同じ仲間の動物です。

サンゴの体の画像

サンゴの仲間の画像

サンゴの一生の画像

サンゴ礁の役割

サンゴ礁のリーフエッジ

『自然の防波堤で人を守ってくれる』

  • サンゴ礁は、台風時などの高波の力を弱める役目を果たしている生きた防波堤です。
  • サンゴ礁の骨格や有孔虫の殻などが砂となり、豊かな砂浜を造ることで海岸が守られています。
資源としてのサンゴ

『いろいろな資源を供給してくれる』

  • サンゴ礁は、食糧以外にも様々な資源を供給してくれます。例えば建材、民具、肥料などがあります。
  • 将来サンゴ礁からは医薬品など重要なものが 発見される可能性を持っています。
ダイビングでサンゴの観察

『教育・研究の場としての機能』

  • サンゴ礁は、いろいろなことを教えてくれる自然の学校です。環境教育の一環として、自然観察会、美化活動の場としてサンゴ礁の果たす役割は大きくなっています。
  • サンゴ礁のサンゴをはじめそこに棲む生物は、まだまだわからないことでいっぱいです。

サンゴ礁をまもろう

今、石西礁湖では、サンゴ礁が消失し、サンゴ礁の機能が低下しつつあります。その原因のいくつかを見てみましょう。

【オニヒトデ】

オニヒトデ
  • オニヒトデは、直径50cmほどにもなる大型のヒトデです。体の表面に鋭い毒のあるトゲを持っています。
  • 1980年代にオニヒトデは、石西礁湖で大発生してサンゴを食い尽くし全滅させました。また、2000年代後半から2010年代前半にも大発生しました。
  • サンゴを食べる生物は、オニヒトデをはじめ他にもいます。いずれも私たちの敵ではなく、サンゴ礁生物の一員です。

【白化現象】

白化したサンゴ
  • サンゴの白化現象は、海水温が高すぎたり、低すぎたり紫外線が強すぎたり、弱すぎたりして起こる現象です。
  • 石西礁湖では1998年、2007年、2016年に白化現象が確認されました。
  • 左の写真は、太陽光線をさえぎられて白化した例です。サンゴはかなりデリケートな生物です。

サンゴの白化現象とは 環境が悪くなると、最初にサンゴの体内で生活する褐虫藻がなくなってしまいます。そうすると、サンゴは色を失い白化します。白化が、しばらく続くとサンゴも死んでしまいます。

【赤土汚染】

赤土に埋もれたサンゴ
  • 豪雨時に、陸域の工事現場や農地などの裸地から、真っ赤な濁り水が海へ流れ込みます。そして、細かい泥が、海底全体につもり、動けないサンゴは、窒息死します。
  • 観光、農業、漁業など多くの産業に影響があります。

【乱開発行為】

  • 山、川、海が、乱開発行為によって分断されると、サンゴ礁に悪い影響が現れてきます。
  • サンゴ礁は、森、河川、マングローブ林、干潟の健全なつながりが大切です。