春を迎え暖かくなると、寒い冬を南の国で過ごしていた鳥たちが、北の繁殖地へと渡っていきます。海を越えるリスクを減らすために、飛び石状に海に浮かぶ日本列島を利用しますが、その中でも対馬は中国大陸へ渡る鳥たちの重要な休息地となっています。 今年の春は、「野鳥の楽園」対馬で野鳥観察をしませんか?
どこで見られるの?
いつでもどこでも、誰でも楽しめるのがバードウオッチング。対馬ではみなさんの家の周辺でも、本当にたくさんの鳥が暮らしています。まずは、身近すぎて気にもかけなかった鳥たちに目を向けてみませんか?思いもよらない綺麗な鳥が、近くにいるかもしれませんよ。
必要なものは?
鳥をみるために必要なものは、「自然を楽しむ心」です。星空を見たり、釣りをしたり、みなさんの心安らぐひとときの中に、鳥のいる風景も加えてみませんか?他に「双眼鏡」や「野鳥図鑑」などがあると、楽しさ倍増です。
センター職員に聞きました
対馬の春の渡り鳥といえば?
1.ヤマショウビン
この鳥見たさに全国から人が集まる、幻の鳥です。でも対馬では普通?
2.サンコウチョウ
とってもトロピカルな感じ。「月日星ホイホイホイ」と鳴くので、「三光鳥」と呼ばれています。声・姿とも名前負けしない美しさです。
3.ツバメ
全国的に普通に見られる鳥ですが、対馬では春の渡りの時期になると、空を一面覆うようにツバメが飛び交います。その光景は一見の価値あり!
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