~3月末でセンターを去った3名から~
山本 麻衣(環境省・対馬自然保護官) この3年間で、数々のツシマヤマネコや対馬固有の動植物に出会いました。その中で最も印象に残ったのは、結局、対馬人だったかもしれません。ツシマヤマネコや島の将来について一緒に考え、試行錯誤を繰り返すうちに、対馬人とその暮らしの中にこそツシマヤマネコ保護の鍵があることを実感しました。これからもツシマヤマネコとともに生きる対馬であって欲しいと願っています。また対馬人に会いに来ます。3年間お世話になりました。
三谷 奈保(自然環境研究センター・研究員) 長かったようでアッという間の3年半でした。最初はヤマネコのことも対馬のこともほとんど知らなかったのですが、対馬の皆様によくしていただきながら徐々に分かってくるにつれ愛着がわき、今では第二のふるさとのように思えます。大変だったこともありましたが、今は楽しかったことや、豊かな海の幸、山の幸のことばかり思い出されます。人々のかたわらに何げなくヤマネコや対馬の生き物達が暮らし続ける賑やかな対馬であって欲しいと願います。皆様どうもありがとうございました。
荻野伊万里(事務補佐員) 短い間でしたが見るもの全てが楽しい一年間でした。なかでも対馬の人の温かさ、自然に出会えたことは大変嬉しく第2のふるさとになりました。静岡に行ってもここで学んだ様々なことを人に伝え、活かしていきたいと思います。ありがとうございました。
~新たに職員としてスタートした4名から~
大林 圭司(環境省・対馬自然保護官) 対馬に来たのは初めて、ツシマヤマネコと会うのも初めてです。通勤途中の桜吹雪、一面の新緑や、ウグイスの鳴き声などが、東京暮らしで季節感が薄れていた私に強く春の訪れを感じさせ、自然と心新たな気分となります。これから対馬で暮らし、対馬の自然と人に多くのことを学び、そして対馬の自然と人に何かができたらと思っております。少し長い付き合いになると思います。よろしくお願いいたします。
檜山 智嗣(事務補佐員・調査などを担当) 対馬にはツシマヤマネコの研究のため、学生の頃からたびたび訪れていました。そしてこの春から実際に対馬で生活することになり、これまで住んでいた南国沖縄とは環境のまったく異なる対馬での新たな生活をとても楽しみにしています。みなさんどうぞよろしくお願い致します。
木村 朗子(自然教室・総合学習担当) 対馬の自然に魅せられて、はるばる北海道から来てしまいました。鳥好きの私にとって、対馬はまさに夢の国。通勤途中に見られるナベヅルやミヤマホオジロの群れに、心躍らされる毎日です。これからは魚や植物、歴史なども含めて、対馬の素晴らしいところをたくさん見ていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
田代 三徳(対馬市 嘱託職員) 生まれも育ちも対馬ですが、ヤマネコを見たことはありませんでした。まだ慣れないところ、分からないことも多いですがよろしくお願いします。一般公開が始まってからヤマネコ見学の案内係をしていますので、ぜひ見学に来て下さい。
この春から、新メンバーで頑張ります。よろしくお願いします。
|