対馬野生生物保護センター

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とらやまの森
環境省 対馬野生生物保護センター ニュースレター

とらやまの森第24号

 

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座談会開催!ツシマヤマネコと共に生きる対馬の未来を語る


 2月から3月にかけて、上県町瀬田、上対馬町一重及び玖須で、「ツシマヤマネコと対馬地域の活性化」と題して、集落座談会を開催しました。それぞれ夕方に集会所に集まっていただき、ヤマネコについてのクイズで緊張をほぐし、昔話や目撃情報などを教えていただいた後で、本題の地域の活性化とツシマヤマネコの関係について議論をしました。
 ツシマヤマネコを保護することは、人の暮らしを排除することではなく、「人もヤマネコもほかの動物もみんなが幸せになること」をキーワードに対馬の将来を考えました。集落ごとに少しずつ反応が違いましたが、いずれも有意義な議論ができました。全国でただ1カ所、ツシマヤマネコがいるという対馬の大きな特色を活かした島づくりを考えていく第1歩になったのではないかと思います。
 対馬の集落は、全島で100以上ありますが、それぞれに成り立ちや歴史が異なります。集落の特性を知り、有効な活動を進めていくためにも非常に重要な取り組みだと考えています。これからも不定期でこのような座談会を開催していきたいと考えていますので、「うちの集落で開催してみたい」というご希望があれば、センターまでご連絡ください。




座談会開催!ツシマヤマネコと共に生きる対馬の未来を語る

福岡市動物園でFs-11死亡(1月24日)

 ワナにかかって保護(平成13年12月)され、左前肢を切断し、野生復帰できずに飼育下繁殖に参加したヤマネコ(Fs-11、メス)が、オスと同居中にそのオスに咬まれて死亡。

今年も福岡市動物園でツシマヤマネコ誕生

 今年もツシマヤマネコの赤ちゃんが誕生。なお、ほかのメス1頭についても交尾が確認されており、妊娠しているとすれば4月中に出産する予定。

ツシマヤマネコ死体発見(4月5日)

 平成14年11月センターで保護、野生復帰させたFt-17(メス・2歳)の死体を上県町佐護で発見。

ぼく、「つしまる」です。 会いに来てね!

 来館者を対象に募集していた公開中のツシマヤマネコの名前が「つしまる」に決まりました。
「つしまる」は応募総数1480票のうち14名の方からご応募いただき、対馬らしい動物の名前という理由で決まりました。これをきっかけに、ツシマヤマネコに対して親しみを持って頂ければ幸いです。皆さんも「つしまる」に会いにきてください!沢山のご応募ありがとうございました。



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