対馬野生生物保護センター

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とらやまの森
環境省 対馬野生生物保護センター ニュースレター

とらやまの森第2号

 

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対馬の動物シリーズその2 ノコギリクワガタ


ノコギリクワガタ

クワガタムシ科 ノコギリクワガタ(中間型) 学名:Prosopocoilus inclinatus
65~70ミリ 変化に富んだ大あご。大歯型、中間型、小歯型に分けられる。 黒褐色~暗赤褐色

 私が小中学生のころは、夏になるとカブトムシやクワガタムシを採ってきては友達と大きさや何匹採ったかなどを競い合ったものだ。学校が、夏休みにはいると毎朝のように午前3時頃、兄にたたき起こされ、クワガタを採ってきては段ボールの箱に入れていた。対馬には、ミヤマクワガタ(確実な記録はない)、ノコギリクワガタ、アカアシクワガタ、オオクワガタ、ツシマヒラタクワガ夕、チョウセンヒラタクワガタ、コクワガタ、スジクワガタ、ネブトクワガタ、マメクワガタ、マダラクワガタとたくさんの種類のクワガタムシがいる。ここ対馬野生生物保護センターにも何種類か飼育しているので、ぜひ見に来てほしい。



対馬野生生物保護センターの本棚からオススメの1冊

「野外における危険な生物」

(財)日本自然保護協合 ¥2,060 平凡社

 この本は、日本の野外で出会う可能性のある危険な生物を哺乳類から菌類にいたるまで紹介した本で、それぞれの生物について容態・予防・処置の方法までわかりやすく説明してあります。なるほどと思うようなことが多く、ためになる1冊です。センターの活動でもずいぶん助かっています。これを読んでおけば、もう大丈夫。ぜひ読んでみて下さい。


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