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はじめにホタル観察の際の注意事項を聞きました。ライトは極力つけないで、照らすときは足元のみを照らすこと。地域の方の迷惑にならないように、騒がしくしないこと。
その後、棚田の中を流れる沢へと移動。8時前はまだ薄明るく、棚田や石屋根といった文化的な風景も楽しむことができました。
この地区には地域住民によるホタルを守る会があり、訪れた人にホタルに優しい観察をしてもらえるような配慮がされていました。
この観察会のために、地区の方で草刈りまでして下さったそうです!ホタルにも人にも優しい、地域の方の暖かさを感じました。
更に奥の観察ポイントまで進みました。昨年の大雨で岸の草むらが洗われてしまったためか、例年よりも数が少ないとのことでしたが、それでもたくさんのホタルが飛び交っていました。
ゲンジボタルは夜8時頃から飛び始め、8時半~9時頃が出現のピークだそうです。
後日別の場所で撮影したゲンジボタルです。対馬には5種類、川辺に生息する「ゲンジボタル」の他に水田に生息する「ヘイケボタル」、昼行性の「オバボタル」、陸生で日本では対馬にのみ生息する大陸型の「アキマドボタル」、同じく陸生で対馬固有の「ツシマヒメボタル」が生息しているそうです。