対馬野生生物保護センター

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2006年5月:センターの活動日誌・木村・朝倉

2006年5月の活動

♪すっご~い!!!

投稿者:あさくら 投稿日:2006/05/29(Mon) 18:24 No.1014

今日、“はやぶさ”親子を見ました!

子供はまだ産毛が残るプワプワ。。(^^)。。かわゆ~い。。(^^)。。

親は風が強い中、羽音をぶんぶんさせながら何回も頭の上を飛んでいきました。・・・警戒させてしまったらしい。。。

後で教わったことなのですが、、、猛禽類を見るときは気をつけてあげないと、親が巣を放棄してしまうことがあるのだそうです。。。
我々人間にとっては「近くなくても」、鳥にとっては「近かった」と言うことなのですね。。。ごめんなさい。。。

もうじき巣立ち、、安心して過ごせるように、気をつけてあげなくてはいけないことを~。。。“反省”。そして、あの親子から学びました。。。

★まだまだ教わることい~っぱいの対馬!!です。★♪\(^^)/♪★

つゆまち?

投稿者:木村 投稿日:2006/05/23(Tue) 17:54 No.1009

今日はセンターに珍客到来。

玄関のスミで、このコが中を覗いていました。

昨日の大雨で迷い込んでしまったのでしょうか。

ミイラになる前に、せせらぎ園地に帰してあげました。

対馬の昆虫観察会のお知らせ

投稿者:木村 投稿日:2006/05/16(Tue) 17:50 No.1005

今度の日曜日に、講師の先生をお迎えして対馬の昆虫観察会を開催します。美しいチョウを中心に、スライドショーで対馬の昆虫を紹介した後、希望者は棹崎公園へ野外観察へ出かけます。棹崎公園のツツジは花盛りを少し過ぎましたが、美しいカラスアゲハの仲間で賑わっています。この他、色々な生き物に出会えるかも?!みなさんのお越しをお待ちしております(^^)

■□■ 対馬の昆虫観察会 ■□■
日時:5月21日(日)13:00~13:45スライドショー/14:00~15:30野外観察
場所:対馬野生生物保護センター/棹崎公園
講師:境 良朗 先生

※雨天の場合は室内教室のみ。野外観察に参加される方は保険料として参加費100円です。事前にお申し込み下さい。

画像は今がいちばん美しい、ミヤマカラスアゲハです(^^)

へびさん

投稿者:あさくら 投稿日:2006/05/15(Mon) 20:00 No.1004

近頃対馬も暖かくなり。。。色んな生き物を目にします。
数週間前には「アオダイショウ」を見ました。生まれて初めて(!?)マジマジと目の前で見ました。
一昨日にはまたしてもヘビさんを発見!小さくて意外とかわいい♪(^^)♪。
思わず携帯電話のカメラで記念撮影を開始!ズームがないので手を伸ばしてなるべくアップで撮ろうと努力しますが、へびさんも小さいくせに首を伸ばして必死に威嚇してきます!念のため噛まれぬように気をつけながら撮影終了。
後日、その写真を見てもらったら・・「マムシ」・・らしい。。。『ホーッ!コレが“まむし”かー!!!』
・・・やっぱり噛まれなくて良かった・・・。
これから夏に向けて、危険な生き物も出てきます。何の知識もなく無用心に近づくと、きっとイタイメに。。。
先日もセンター1Fの事務所を大きなムカデが大行進し、事務所をお騒がせしておりました。こいつもかなり危険なヤツらしい。。。
★気をつけて対馬の夏!体験します!★

今日から愛鳥週間

投稿者:木村 投稿日:2006/05/10(Wed) 18:02 No.1000

今日5月10日から16日までは、野鳥を愛する愛鳥週間です。とは言っても、子どもの頃に愛鳥週間のポスターを描くくらいでしか、意識したことはないのではないでしょうか?

対馬は渡り鳥の中継地点として、春と秋にほかの地域では見られないような珍しい渡り鳥が観察できる島として全国的に有名です。春はヤマショウビンをはじめとした珍しい渡り鳥を見ようと、ゴールデンウイークに全国からバーダーが訪れます。このヤマショウビン、ご覧の通り息を呑む美しさを持つ鳥なのですが、「5月3日には必ず見られる!」という変なジンクスがあるそうです。

「もう終わっちゃったじゃん」と思ったあなた、あきらめるのはまだ早いですよ!まだまだ、5月下旬頃までは見られるようです。昨年は5月18日にアオショウビン(図鑑で調べてみよう!)まで見られたそうです!

さあ、今日から愛鳥週間、対馬のみなさんヤマショウビンを探しに出かけてみませんか?

天かける牛

投稿者:木村 投稿日:2006/05/01(Mon) 19:10 No.992

暖かくなり、昆虫類が姿を見せるようになりましたね。先日、センター周辺で見つけた小さなカミキリムシをきっかけに、少しカミキリムシの世界に踏み込んでみました。

カミキリムシはカミキリムシ科の昆虫の総称で、世界に2万種以上、日本には900種以上が分布するそうです。

漢字では「髪切虫」と書き、結髪を元結の際から切る魔力がある想像上の虫という意味もあるようです。昔の人は髷を切られたら落ち武者ですから、恐ろしい妖怪ですね。

英名は「Longhorn Beetles」と言うそうです。触角を長いツノとは、なんだかカッコイイです。ちなみに触角は英語でfeelerというそうです。なるほど。

さらに、中国語では「天牛」というそうです。空を飛ぶ牛という意味だそうで、こちらもカッコイイです。

画像は対馬でもよく見られるゴマダラカミキリです。まさに、白黒反転した牛といった風貌ですね。
カミキリ=天牛、なんだか魅力的な生き物に感じませんか?

カミキリに出会える場所は、1花・2シイタケのほだ場・3外灯 などだそうです。
これからの季節、少しカミキリを気にしてみるのも良いかもしれませんよ。