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2004年11月の活動
投稿者:木村 投稿日:2004/11/26(金曜) 19:00
発達した低気圧の影響で、台風並みの暴風暴雨に見舞われた対馬。
センターへ向かう途中の佐護川河口に、ウミネコたちが緊急避難していました。
まだ暴風ですんでいるうちは海面にプカプカ浮いていましたが、いよいよ爆風になると、みんな「こりゃ大変」と浜に上がってきました。
傘をさしたら絶対に折れると確信が持てるくらいの嵐。
鳥だってひとたまりもないですよね。
上:暴風時
下:爆風時
投稿者:木村 投稿日:2004/11/26(金曜) 19:04
風向きが変わると、ウミネコも一斉に体の向きを変えます。
羽毛が逆立つのが嫌みたいです。
投稿者:川口 投稿日:2004/11/22(月曜) 18:47
先日、夜遅く帰宅している途中、といっても自宅のほんの数百メートルのところですが、車の前を80kg以上もありそうなでっかいイノシシが横切りました。ぱっと見た印象では、肩が大きく盛り上がっており、ごっつい風貌で私が、今まで見たイノシシの中では最大級ではなかったでしょうか。
投稿者:阿比留 投稿日:2004/11/20(土曜) 23:04
今日の巡視は、何事もなく終わりました。
先月保護官の大林さんから、外来種であるセイタカアワダチソウが、棹崎公園にひろがっていて棹崎の自然の植物が壊れるかもと聞かされ、センターのスタッフで、棹崎からセイタカアワダチソウをなくそうとゆうことになりました。
仕事が終わった後、暗くなるまでの時間を使って除去作業をしています。思っていた以上にあちらこちらに広がっていてびっくりしています。地味な作業ですが、対馬の風景を変えないように頑張っていきたいとおもいます。
それと今週は、残念な事にまたもや、交通事故による、ヤマネコの死体が発見されました。ヤマネコは今年生まれの亜成獣でした。これからの季節親離れしたヤマネコが、道に出てくるかもしれません。ドライバーの皆さん優しい運転を心がけましょう。
投稿者:大林 投稿日:2004/11/12(金曜) 19:33
先週の日曜日の森作りイベントは非常に気持ちのよい秋の陽気の中、スタッフも入れて60人の皆さんで対馬の森を歩き、考え、そしてドングリを植えました。私自身多くの方とともに過ごした一日はとても有意義でまた参加者の熱意を感じ取れ、次へとつなげる勇気をもらったような気がしました。このイベントの報告はまた木村さんからHP等でしてもらおうと思います。
さて、対馬では秋がだんだんと深まってきています。山は東北や北海道のように一面黄色とかではないですが、部分的には色鮮やかな黄色や赤が山を彩り、地(じ)の緑との対照も見事で、こんな混ざっている風景もいいな、と思わせてくれます。鳥も多く渡ってきており、今日はミヤマガラスとコクマルガラス(淡色型が一羽いました)の群れに道路をふさがれてびっくりしました。家のそばではカキ、野では色とりどりの花や、ムカゴやヤマイモ(まだちょっと早いですが)がなっていたりして、秋の豊かさにびっくりしています。皆さんが一番いい季節というのもわかります。ホントいい時期です。島内の方は改めて自分の周りを見回してみてください、また島外の方も是非対馬に来て自然を堪能してください。
投稿者:大林 投稿日:2004/11/03(水曜) 16:21
最近、道路を車で進んでいるととっても気になるものがあります。そうです。左の写真のセイタカアワダチソウです。本土では見慣れていたのですが、対馬ではあまり無いと思っていたのが、やはりという感じです。元々そこにいなかったものが主に人為的に持ち込まれた種のことを外来種(移入種)というのですが、外来種は、元々の生態系を壊したり、農林水産業に影響を与えたり、ヒトに影響を与えたりする可能性があります。
セイタカアワダチソウは非常に繁殖力が旺盛なので、今の時期ですとススキなどの野に生えているものの場所を奪ってしまってセイタカアワダチソウだけでその場所を占めてしまったりします(ヒトへの花粉の影響も心配されています)。そうすると元の対馬にあったものが非常に生えにくくなり、あまりに多くなるとある区画がセイタカアワダチソウばかりになって、対馬の自然の風景を変えてしまうこともあり得ます。既に変え始めているという噂もあるのですが・・・。主に工事用の土や吹きつけの種子に混ざって運ばれてくるといわれていますが、どうやってかは証明されていません。ただ、既に根付きだしているのでそれをどうするべきかが大事かなと。
私自身はまだ間に合うのかなと思います。できる範囲で行動していきたいと思います。本土では少なくなってきているけど、対馬では豊富な昔ながらの日本の風景。ちょっと行動しすることでそれを守っていきませんか。