対馬野生生物保護センター

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2004年4月:センターの活動日誌・対馬の自然

2004年4月の活動

龍良山に行ってきました!!

投稿者:大林 投稿日:2004/04/13(火曜) 21:59

先日、龍良山原生林をちょっとだけ歩きました。
知人が「屋久島にも匹敵する」と言っていて、私自身屋久島は行ったことがないのですが、あの屋久島ですからと、対馬に来る前から「行きたい」と思っていた場所です。
とにかく、すごい、圧倒されました。巨樹がそこかしこにあって、また空気の美味しいこと。少し奥に行くと、昨年御蔵島(東京都)で、日本一大きなスダジイの木のある森に入ったときと同じ、森全体から力を感じ、厳粛な空気が周りを覆っていました。御蔵島の森も龍良山も信仰の対象と聞きました。やはり人はそのような所に対して人知を越えたなにかを感じるのかな、と自然と思えました。
そのような龍良山原生林も実は遠くから見るとほんのわずかな面積でしかなく(90ha)、周りはというと植林や開発が進んでおり、残っているのが非常に奇跡的な感じがしました。
対馬の自然のすばらしさをを語る龍良山原生林、対馬を感じる意味でも周りを見ながら、皆さんにも来て欲しいものだと思いました。
写真はちょっとぼけていますが、龍良山の天道信仰の神社の鳥居と原生林の一部です。

それぞれの春

投稿者:木村 投稿日:2004/04/09(金曜) 17:19

今朝、佐須奈地区遊歩道という、家の裏山の散策路に行ってきました。足元にはタチツボスミレやクサイチゴが並び、頭上からはヤマガラやシジュウカラといった小鳥たちのさえずりが聞こえてくる、心地よい春の散歩となりました。檜山さんとは対極の果て、北海道から来た私にも、ゆったりと流れる対馬の春は新鮮に感じられます。すべてが一斉に春を迎える北海道の春がびっくり箱だとすれば、対馬の春はオルゴール箱といったところでしょうか。もうしばらく、この春は楽しめそうです。

Re: それぞれの春

投稿者:木村 投稿日:2004/04/09(金曜) 18:04

遊歩道展望所から見た、おらが町佐須奈。

春爛漫

投稿者:檜山 投稿日:2004/04/08(木曜) 17:24

 春です。毎朝満開の桜を眺めながら、また時には桜吹雪の中を通り抜けながらセンターに通うのが楽しみです。7年間四季のない沖縄に住んでいた僕は、毎日春を満喫できてかなりゴキゲンです。何ゆえ日本で「春」が特別なものかがわかるような気がします。新芽が毎日少しずつ大きくなり、山が少しずつ萌黄色に染まっていきます。萌黄色は布に移すことのできない色だということを、どこかで耳にしたことがあります。残すことのできない色。ゆえに人はこの色に名前をつけたのではないかと思ったりします。春です。