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九州地方環境事務所

霧島錦江湾国立公園錦江湾地域管理運営計画の改定について

九州地方環境事務所では、霧島錦江湾国立公園錦江湾地域において、管理運営計画の改定を行いましたのでお知らせします

1 概要

現行の管理運営計画(旧管理計画)は平成18年に策定したが、その後平成24年の霧島屋久国立公園から霧島錦江湾国立公園への分割再編、海域公園地区の拡張などにより、実情に沿った管理運営のあり方が求められていた。
特に、近年における動きとして、平成28年7月の国立公園満喫プロジェクトの始動や、平成30年の雄川の滝の国立公園への編入等を踏まえた検討を進めた。
この度の管理運営計画は、国立公園の目指すべき姿や将来目標、国立公園の保護と利用の推進すべき方向性について地域関係者が共通認識を持ち、国立公園の管理運営を協働により進めていくことで、国立公園の適正な保護及び利用の推進を図ることを目的として改定した。

2 施行日

令和4年6月30日(木)

3 計画名

霧島錦江湾国立公園錦江湾地域管理運営計画

4 改定のポイント

・平成26年7月7日付けで改正された「国立公園管理運営計画作成要領」(環自国発第1407074号)に沿った記載内容に整理し、霧島錦江湾国立公園錦江湾地域の特徴や課題を踏まえ、国立公園のあるべき姿(ビジョン)を設定し、地域毎の管理運営方針、関係者の連携体制等に関する事項を定めた。
・平成24年の分離再編及び平成30年の編入による新たな指定箇所の管理運営方針等を追加するとともに、新型コロナウイルスの感染拡大前に増加がみられていた訪日外国人利用者を含む多様なニーズに対応した国立公園のあるべき姿を踏まえ、平成18年の改定後における社会状況や錦江湾地域全体の状況の変化に対応した。
・国立公園の適切な保護・利用の推進のため、行為許可及び公園事業の取扱に関する事項の内容について、指導方針や審査基準を再検討・明確化した。

5 参考

・管理運営計画とは
管理運営計画は、地域の実情に即した国立公園の管理運営の一層の徹底を図るため、地域の関係者と国立公園の目指すべき姿や将来目標、利用と保護の推進すべき方向性等について共通認識を持ち、協働による管理運営や連携を進めていくことで、国立公園の適正な利用と保護の推進を図ることを目的とした計画。
・管理運営計画の構成
管理運営計画においては、国立公園管理運営計画作成要領(平成26年7月7日環自国発第1407074号)に基づき 、原則、以下に掲げる事項を定めるものとしている。
(1) 管理運営計画作成の経緯
(2) 管理運営計画区の概況
(3) ビジョン
(4) 管理運営方針
(5) 風致景観及び自然環境の保全に関する事項
(6) 適正な公園利用の推進に関する事項
(7) 公園事業及び行為許可等の取扱いに関する事項
(8) 国立公園関係者の連携体制等に関する事項

7 問合せ先 

・環境省 霧島錦江湾国立公園管理事務所 TEL:099-213-1811

・環境省 九州地方環境事務所 国立公園課 TEL:096-322-2412

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