霧島錦江湾国立公園重富海岸自然ふれあい館(なぎさミュージアム)の展示リニューアルについて(お知らせ)
霧島錦江湾国立公園重富海岸自然ふれあい館(なぎさミュージアム)の展示リニューアルについて(お知らせ)
環境省では、霧島錦江湾国立公園 重富海岸自然ふれあい館(なぎさミュージアム)の展示をリニューアルしましたのでお知らせいたします。
今回のリニューアルでは、錦江湾の多様な生き物、生態系、地形や、錦江湾の成り立ち、見所を映像、展示でわかりやすく解説しています。また、展示水槽を大型化し、干潟の生物をより多く観察できるようにしました。
なお、利用の際は新型コロナウイルスの感染拡大防止対策へのご協力をお願いいたします。
目的
「霧島錦江湾国立公園重富海岸自然ふれあい館(なぎさミュージアム)」は、平成24年3月に錦江湾地域が国立公園に編入されたことを機に、重富海岸を中心とした地域の自然環境や周辺の見どころに関する情報を提供し、自然とふれあう拠点として整備した施設です。
このたび国立公園満喫プロジェクトの一環として、錦江湾、重富干潟の生態系等をよりわかりやすく解説するとともに、干潟等の生物に親しめるようにするため、なぎさミュージアムの展示をリニューアルしました。
展示リニューアル概要
1)展示
- 施設名サイン
施設をよりわかりやすく、親しみやすくするため、ロゴマークと名称のサインを新しくしました。 - 錦江湾パノラマビュー
湾曲したパノラマ面(高さ2.2m、幅6.7m)、錦江湾の海の中を断面として見ることができ、錦江湾の多様な生き物、生態系、地形を紹介しています。 - 錦江湾海岸線の今昔物語(変遷)
人の活動に伴う錦江湾の海岸線の変遷や、残された干潟等の自然海岸の大切さについて解説しています。 - 錦江湾ビューポイント
錦江湾奥周辺の8つのビューポイントを紹介しています。
2)映像
-
錦江湾ものがたり(各 約5分)
錦江湾に生息する①クロツラヘラサギ、②イルカ、③ウミガメについて映像で紹介しています。 -
錦江湾海底パノラマ(約6分)
錦江湾の干潟、アマモ場、サンゴ等の様々な生態系と生物を紹介しています。 -
姶良カルデラと若尊カルデラの成り立ち(約2分)
巨大噴火の陥没と海水流入によって形成された姶良カルデラ・錦江湾、その外輪山としてできた桜島、姶良カルデラの錦江湾内の海底火山によって形成された若尊カルデラを、CG(3次元)で解説しています。
3)水槽
- 干潟水槽、海辺水槽、円形水槽を設置します。既存水槽よりも大型化したことで、より多くの重富海岸と錦江湾の生物を紹介しています。
参考
施設の概要
- 施設名:霧島錦江湾国立公園重富海岸自然ふれあい館(愛称:なぎさミュージアム)
- 所在地:鹿児島県姶良市平松7675
- 開館時間:9:00~17:00(夏期は18:00まで)
- 休館日:毎週火曜日及び年末年始(夏休み期間中は無休)
- 電話番号:0995-73-3146
- ホームページ:https://www.nagisa-museum.com
- 施設規模:木造平屋建て、建築面積203.0㎡、延べ床面積192.5㎡
- 施設機能:展示室、休憩室(レクチャールーム)、事務室、生物観察室、トイレ、手洗い足洗い場
- 展示内容:重富海岸を中心に錦江湾奥、姶良カルデラに関する自然環境や錦江湾奥周辺の見どころを紹介しています。
利用上の注意
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、利用の際は以下の事項にご協力ください。
- 咳、のどの痛み、発熱などの症状がみられる方は、入館をご遠慮ください。
- マスクの着用をお願いします。
- 消毒薬を用意しております。手指の消毒にご協力ください。
- 館内の人数が多い場合には、入館制限にご協力ください。
- 人と人との間は十分な間隔(約2m)を開けてください。
本件に関する問合せ先
環境省九州地方環境事務所自然環境整備課(担当:田畑)
電話:096-322-2412
環境省霧島錦江湾国立公園管理事務所(担当:久保井)
電話:099-213-1811