【報道発表】盛岡市動物公園におけるツシマヤマネコの死亡について
2018年05月23日
【報道発表】盛岡市動物公園におけるツシマヤマネコの死亡について
平成30年5月23日(水)
環境省
・九州地方環境事務所野生生物課
課長 鑪 雅哉
・対馬自然保護官事務所
(対馬野生生物保護センター)
上席自然保護官 山本 以智人
・対馬自然保護官事務所厳原事務室
自然保護官 永野 雄大
℡0920-57-0101
(公社)日本動物園水族館協会
会長 福田 豊
生物多様性委員会
委員長 佐藤 哲也
環境省では、絶滅危惧種のツシマヤマネコの保護を図るため、(公社)日本動物園水族館協会の協力を得て、国内の計9施設において飼育下繁殖事業を実施しています。
5月19日(土)に盛岡市動物公園で飼育していたツシマヤマネコ(No.12、オス、16歳、愛称"トラジロウ")が死亡したのでお知らせします。
1.経緯等
本個体は、平成30年5月12日(火)の夕方、体調の悪化により起き上がれなくなったため、園内の動物病院に搬送して集中的な治療を行っていました。懸命に点滴等の処置を施しましたが、平成30年5月19日(土)の午後9時頃に死亡が確認されました。
2.死亡個体の概要
本個体は平成14年4月9日に福岡市動物園で産まれた個体で、平成26年3月に井の頭自然文化園から盛岡市動物公園へ移動し、同園で普及啓発を目的に展示飼育されていました。
3.死因
岐阜大学共同獣医学部獣医病理学研究室にて病理解剖を依頼中。