クロツラヘラサギの釣り糸等の絡まり事故防止用リーフレット等の作成について(お知らせ)
2014年11月21日
クロツラヘラサギの釣り糸等の絡まり事故防止用リーフレット等の作成について(お知らせ)
環境省 九州地方環境事務所
クロツラヘラサギは、主に九州沖縄の河口や干潟で越冬する国際的な絶滅危惧種です。近年、河川等に捨てられた釣り針が嘴に刺さったり、釣り糸に絡まったりして死亡する事故が発生しています。環境省では、釣り糸・釣り針やゴミの放置防止を呼びかけるポスター、リーフレット等を作成し、ウェブサイトに掲載しましたのでお知らせします。
クロツラヘラサギ(※)は、冬期に主に九州沖縄の河口や干潟に飛来します。毎年、河川に捨てられた釣り針が嘴に刺さったり、釣り糸に絡まったりして死亡する事故が発生しています。さらに、川の中の大きなゴミにぶつかって嘴や脚が折れたりすることもあります。
このため、環境省では、日本クロツラヘラサギネットワークの協力を得て、釣り糸・釣り針やゴミの放置防止を呼びかけるポスター、リーフレット、キーホルダー(※2)を作成しました。
クロツラヘラサギが飛来する関係市町村、学校、各種団体等へ、ポスター、リーフレットを配布して掲示等をお願いし、関連イベント等でキーホルダーを無料配布し、協力を呼びかけることとしています。
(※1)クロツラヘラサギは、トキ科に属し、しゃもじのような黒い嘴が特徴で、体長は約75~80センチ。世界で東アジアにのみ生息し、全生息数はわずか2,700羽程度と推定されています(環境省レッドリストでは絶滅危惧種ⅠB類)。日本には冬期に主に九州沖縄地方の河口や干潟に約300羽が毎年飛来しています。
(※2)キーホルダーは数に限りがありますので、関連イベントのみで配布
ポスター・リーフレット等「クロツラヘラサギ釣り糸被害防止普及啓発」
以下よりダウンロードのうえご自由にご活用下さい。
- ①クロツラヘラサギ釣り糸被害防止普及啓発ポスター(PDF:A2版) [PDF 1,659KB]
- ②クロツラヘラサギ釣り糸被害防止普及啓発リーフレット(PDF:A4版)[PDF 1,332KB]
- ③クロツラヘラサギキーホルダー(PDF:サンプル)[PDF 1,030KB]