報道発表資料
                  2019年06月25日
                  
                - その他
横浜市立よこはま動物園におけるツシマヤマネコの死亡について【6月25日】
環境省では、絶滅危惧種のツシマヤマネコの保護を図るため、(公社)日本動物園水族館協会の協力を得て、国内の計9施設において飼育下繁殖事業を実施しています。 6月21日(金)に横浜市立よこはま動物園で飼育していたツシマヤマネコ(No.22、オス、15歳、愛称「タカラ」)が死亡したのでお知らせします。
1.経緯
本個体は、本年4月上旬より体調を崩し、検査の結果、肝臓に悪性の腫瘍があることが判明したため、動物病院にて治療を行ってきました。しかしながら、令和元(2019)年6月21日(金)に死亡が確認されました。
2.死亡個体の概要
本個体は平成16(2004)年5月28日に福岡市動物園で生まれました。その後、同年10月から対馬野生生物保護センター、平成22年5月から西海国立公園九十九島動植物園、平成25年10月から東京都井の頭自然文化園で飼育され、平成27(2015)年11月から横浜市立よこはま動物園で飼育されていました。
3.死因
肝臓腫瘍(動物園での病理解剖の結果)
この後、検査機関にて病理組織によるさらに詳しい検査を行う予定。
添付資料
- ■ 問い合わせ先
- 環境省
 ・九州地方環境事務所野生生物課
 課長 鑪 雅哉
 ・対馬自然保護官事務所
 (対馬野生生物保護センター)
 上席自然保護官 山本 以智人
 ・対馬自然保護官事務所厳原事務室
 自然保護官 永野 雄大
 TEL:0920-57-0101
 (公社)日本動物園水族館協会
 会長 福田 豊
 ・生物多様性委員会
 委員長 佐藤 哲也