報道発表資料
2019年05月09日
- 報道発表
福岡市動物園におけるツシマヤマネコの死亡について【5月9日】
環境省では、絶滅危惧種のツシマヤマネコの保護を図るため、(公社)日本動物園水族館協会の協力を得て、国内の計8施設において飼育下繁殖事業を実施しています。
4月30日(火)に福岡市動物園で飼育していたツシマヤマネコ(No.25、メス、15歳、愛称"リリー")が死亡したのでお知らせします。
1.経緯等
本個体は、本年3月頃より、舌下の裂傷による食欲不振等が見られたため、動物病院にて治療を行ってきました。しかしながら、平成31年4月30日(火)に死亡が確認されました。
2.死亡個体の概要
本個体は平成16年4月10日に福岡市動物園で生まれました。その後、平成17年1月から対馬野生生物保護センター、平成19年10月から東京都井の頭自然文化園で飼育され、平成25年10月からは再び福岡市動物園で繁殖に取り組んでいました。
3.死因
検査機関に病理解剖を依頼する予定。
別添資料
現在のツシマヤマネコ飼育状況(2019.5.7時点)(52KB).pdf
- 環境省
- ・九州地方環境事務所野生生物課
- 課長 鑪 雅哉
- ・対馬自然保護官事務所
- (対馬野生生物保護センター)
- 上席自然保護官 山本 以智人
- ・対馬自然保護官事務所厳原事務室
- 自然保護官 永野 雄大
- 電話:0920-57-0101
- (公社)日本動物園水族館協会
- 会長 福田 豊
- ・生物多様性委員会
- 委員長 佐藤 哲也