報道発表資料
2014年05月23日
- 開催案内
報道発表:九州エコフェア2014「九州地方環境事務所協賛 地球温暖化対策セミナー」の開催について(お知らせ)
環境省九州地方環境事務所
昨年秋に公表された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書第1作業部会報告書によると、気候システムの温暖化は疑う余地がなく、今世紀末までに世界平均気温は最大4.8℃上昇すると予測されました。さらに、二酸化炭素の累積排出量と地表面の平均気温の変化はほぼ比例関係にあり、早い年代でより多く排出されると、その後はより多くの排出削減が必要となることが新知見として示されています。
また、IPCC第5次評価報告書第2作業部会報告書においても、温暖化の進行がより早く、大きくなると、適応の限界を超える可能性があるが、政治的、社会的、経済的、技術的システムの変革により、効果的な適応策(※1)を講じ、緩和策をあわせて促進することにより、レジリエントな社会の実現と持続可能な開発が促進されるとしています。
これらを踏まえ、「九州エコフェア2014」において、地域、企業、市民の方が様々な地球温暖化対策に取り組む際の参考となる「環境省九州地方環境事務所協賛 地球温暖化対策セミナー」を開催します。みなさまのご参加をお待ちしています。
1.開催日時・場所
- 日時:
- 平成26年6月19日(木)12時30分~16時
- 会場:
- 福岡国際センター2階特設ステージ(福岡市博多区築港本町2-2)
- (九州エコフェア2014開催概要)
- 会期:
- 平成26年6月18日(水)~19日(木)10時~17時
- 開催テーマ:
- 「九州からの発信 - ここに未来へのヒントがある!」
~再生可能、次世代エネルギーがもたらす 明日のビジネスと暮らし~
http://www.noma.or.jp/show/eco_kyushu/index.html
2.セミナープログラム及びスケジュール
各講演の時間、内容等は変更になる可能性があります。あらかじめご了承願います。
- ※1
- 適応策とは、気候変動がもたらす水資源、食料、生物多様性等への様々な影響に対して人や社会、経済のシステムを再構築することで影響を軽減しようという対策のこと。
緩和策とは、省エネルギーや再生可能エネルギー導入等による温室効果ガスの排出削減や森林等の吸収源の増加などで気候に対する人為的影響を抑制する対策のこと。
- (出典)
- 気候変動の観測・予測及び影響評価統合レポート『日本の気候変動とその影響』(2012年度版)、2013年、環境省他
- ※2
- 環境省環境研究総合推進費「S-8 温暖化影響評価・適応政策に関する総合的研究」
3.申込方法
「九州エコフェア2014」ウェブサイトの参加申込フォーム又はFAXにより、一般社団法人日本経営協会九州支部へ直接お申込みください。
- ■申込先
- 一般社団法人日本経営協会 九州本部
WEB:http://www.noma.or.jp/show/eco_kyushu/seminar/index.html
TEL:092-431-3365 FAX:092-431-3367 - ■申込期限
- WEB:平成26年6月16日(月) 午前10時
FAX:平成26年6月12日(木)
4.参考
- ■
- 地球温暖化の科学的知見、適応策の情報
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/knowledge.html - ■
- カーボン・オフセットの情報
http://www..env.go.jp/earth/ondanka/mechanism/carbon_offset.html