子どもパークレンジャー
子どもパークレンジャー
全国の国立公園などでは、環境省のレンジャー(自然保護官)が公園内のパトロールや動植物の調査・保護活動、自然とのふれあい活動、公園利用者の指導などといった様々な活動を行っています。「子どもパークレンジャー」は、こうした活動の体験を通して、自然保護の大切さや正義感、思いやりの心など豊かな人間性をはぐくむことを目的として実施するプログラムです。 |
九州地方環境事務所管内(阿蘇くじゅう国立公園阿蘇地域)
平成17年度子どもパークレンジャーの開催実績
5月18日(水)「阿蘇の成り立ち、そして、その魅力」
対象:阿蘇市立阿蘇西小学校5年生
当日は雨天のため、烏帽子岳散策はできませんでしたが、阿蘇火山博物館で阿蘇の火山について学び、博物館を訪れていた観光客の方々に、普段自分たちが生活している阿蘇についてのアンケート調査を行いました。
6月25日(土)「阿蘇の草原は牛が、守っている!」
レンジャーと一緒に、草原の維持には欠かすことのできない赤牛のお世話のお手伝いをしました。草原と赤牛の関係についてレンジャーや牧場の方から教わりました。
9月17日(土)「草泊まりってナンだ!?」
阿蘇特有の草原文化として伝えられている「草泊まり」を阿蘇地区パークボランティアの方々と作成しました。草原には様々な種類の植物が生息していることや、草原と阿蘇に住む人々の関係について、パークボランティアの方々やレンジャーから教わりました。
10月29日(土)「自然の中には宝がいっぱい!」
南阿蘇野草園で動植物を探すウォークラリーを行いました。草原の中に生息する様々な動植物をレンジャーと一緒に見つけました。草原を維持することで、様々な動植物の生活を支えることができるということを学びました。
11月22日(火)「九州の水がめ 阿蘇」
対象:南阿蘇村立白水小学校、中松小学校5年生
湧き水の豊富な南阿蘇村で生活している子どもたちが、阿蘇でおいしい湧き水が出る仕組み、草原と湧き水の関係について学びました。活動の最後に、水の大切さや上流で生活する者としての意識について子どもたちに考えてもらいました。