対馬野生生物保護センター

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2006年6月8日:対馬野生動物交通事故対策連絡会議の開催について

投稿者:大林 投稿日:2006/06/08(Thu) 21:43 No.103

 長崎県より下記のことについて報道発表されましたのでお知らせします。
 センター職員もこの会議に加わっており、長崎県や他の参加機関とともによりよい方策を考えていきます。

「対馬野生動物交通事故対策連絡会議(仮称)」第1回会議の開催について(お知らせ)

 ツシマヤマネコを中心とした対馬の野生動物にも配慮した道路整備や道路周辺の環境整備を進めるため、公共事業担当部局や自然保護担当部局から構成される対馬野生動物交通事故対策連絡会議(以下、「連絡会議」)の第1回会議(発足会議)を下記のとおり開催いたしますので、お知らせします。

日時
平成18年6月16日(金)14:00〜16:30
※会議冒頭の約1時間を報道公開いたします。
場所
長崎県対馬地方局 別館4階第1会議室

連絡会議設置の背景と目的

 現在、ツシマヤマネコの生息数は80〜110頭と推定されており、1980年代以降減少傾向が続いております。
  ツシマヤマネコの減少要因としては、生息適地の減少や感染症等が考えられますが、人為的な要因としては、交通事故(ロードキル)が直接減少させる要因として数年来の大きな課題となっております。
 ツシマヤマネコの交通事故は、確認されているものだけでも、平成4年以降37件発生しており、33頭が死亡しております。
 交通事故対策としては、これまで対馬市民やドライバーへの普及啓発活動を中心に行ってきていますが、本年1月には交通事故多発地点2カ所に「野生動物用反射板」が対馬地方局により設置され、道路への対策が講じられ始めております。(反射板設置箇所:対馬市上県町樫滝の国道、峰町大久保の県道)
 人と野生動物との共存に向けて、まずは喫緊の課題であるツシマヤマネコを中心とした対馬の野生動物にも配慮した道路整備や道路周辺の環境整備を進めるため、情報交換の場としての連絡会議を設置することによって関係行政機関の連携を強化し、今後の公共事業や普及啓発活動に反映させることを目的とします。

連絡会議の協議事項

 次の事項について関係者が定期的に集まって情報交換、意見交換等を行います。

  1. ツシマヤマネコの交通事故発生状況及びその防止対策
  2. 対馬における公共事業の計画及び実施状況
  3. 先進事例の研究