本年3月に宮城県仙台市で開催された「国連防災世界会議」において、気候変動の影響が災害の深刻化の要因とされるなど世界的にもその懸念が大きくなっています。一方で国内での気候変動の影響に対応する「適応策(※)」について国内では、平成27年夏を目処として政府全体の適応計画を策定することとしております。

気候変動により変化する環境下で起こりうる対策を行うという観点からは、新たなビジネスチャンスとして捉えられる面も想定できます。

今回、九州地方環境事務所では九州最大のビジネス見本市・環境展示会である「ビジネスシヨウ&エコフェア2015 Next Stage in KYUSHU」(福岡市博多区)内で地球温暖化対策セミナーを開催し「気候変動の適応策」について、民間事業者・行政対象者を対象に取り組み事例を発表するとともに周知をはかります。みなさまのご参加をお待ちしています。

１．開催日時・場所

日時：平成27年6月18日（木）13時30分～16時

　会場：福岡国際センター2階特設ステージ（福岡市博多区築港本町2－2）

（ビジネスシヨウ&エコフェア2015 Next Stage in KYUSHU開催概要）

会期：平成27年6月17日（水）～18日（木）10時～17時

　開催テーマ：「九州からの発信－ここに未来へのヒントがある！」」

　　　　　　　http://www.noma.or.jp/show/eco_kyushu/index.html

２．セミナープログラム及びスケジュール

各講演の時間、内容等は変更になる可能性があります。あらかじめご了承願います。

時間	セミナー概要
13時15分～	受付 EF-F『気候変動で変化する社会に適応した新たなビジネスを考える』
13時30分～	開会挨拶
13時35分～	「気候変動による影響と適応策」 　気候変動問題の現状と課題、政府による日本の気候変動影響評価と適応への取り組み 講演者　　環境省　地球環境局　総務課研究調査室　室長　 竹本　明生
14時35分～	「気候変動の対応　～商品・サービスの開発～」 損害保険の視点から、保険商品・サービスを活用した気候変動への対応策について解説 講演者　損害保険ジャパン日本興亜(株)　CSR部　特命課長　 金井　圭　氏
15時05分～	「社会ソリューション事業を通じた気候変動への適応対策支援」 弊社が考える事業活動を通じた適応の捉え方と現在の取組み（概要）のご紹介 講演者　日本電気株式会社 　　　　　品質推進本部長代理　兼　環境推進部長 　堀ノ内　力　氏
15時35分～	質疑応答(16時00分閉会予定)

※ 　適応策とは、気候変動がもたらす水資源、食料、生物多様性等への様々な影響に対して人や社会、経済のシステムを再構築することで影響を軽減しようという対策のこと。

緩和策とは、省エネルギーや再生可能エネルギー導入等による温室効果ガスの排出削減や森林等の吸収源の増加などで気候に対する人為的影響を抑制する対策のこと。

（出典）気候変動の観測・予測及び影響評価統合レポート『日本の気候変動とその影響』（2012年度版）、2013年、環境省他

３．申込方法

「ビジネスシヨウ&エコフェア2015 Next Stage in KYUSHU」ウェブサイトの参加申込フォーム又はFAXにより、一般社団法人日本経営協会九州支部へ直接お申込みください。

　

• 　■申込先　一般社団法人日本経営協会　九州本部
  　　　　　　WEB：http://www.noma.or.jp/show/bs-eco/seminar/index.html
  　　　　　　TEL：092-431-3365　　FAX：092-431-3367
• 　■申込期限　WEB：平成27年 ６月 １５日（月）
  　　　　　　　 FAX：平成27年 ６月 １１日（木）

４．参考

　■地球温暖化の科学的知見、適応策の情報

　　http://www..env.go.jp/earth/ondanka/knowledge.html

５．問い合わせ先

九州地方環境事務所　環境対策課

　　　　　　　　　（担当）竹田

TEL　０９６－３２２－２４１１

FAX　０９６－３２２－２４４６