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九州地方環境事務所

ラムサール条約湿地「荒尾干潟」パンフレット(日英版)作成について(お知らせ)

2014年05月26日

ラムサール条約湿地「荒尾干潟」パンフレット(日英版)作成について(お知らせ)

九州地方環境事務所

 ラムサール条約湿地「荒尾干潟」について、今後、国内外からの訪問者が増加することが予想されることから、パンフレットを日本語版、英語版それぞれについて作成しました。

「荒尾干潟」(熊本県荒尾市)は、有明海の湾奥部に位置し、渡り鳥の重要な越冬地や中継地であるということや、様々な絶滅危惧種を支えている、といった点などが認められ、2012年7月、ラムサール条約湿地に登録されました。さらに、このラムサール条約湿地は、地域の人々の暮らしにとっても重要な場所で、アサリ漁やノリ養殖といった営みを通じて地域の生活を直接的に支えており、ラムサール条約湿地登録にはそうした「地域の人々と湿地との関係性」も高く評価されました。
このパンフレットは、「荒尾干潟」というラムサール条約湿地、地域に暮らす人々、そして野生生物にフォーカスを当てながら、荒尾干潟の歴史に関する情報や地区の観光情報、46カ所の日本のラムサール条約湿地などについても、掲載しています。

(参考)ラムサール条約とは

1971年2月2日にイランのラムサールという都市で採択された、湿地の保全とワイズユース(賢明な利用)を目的とした条約(Convention on Wetlands)です。この条約は開催地にちなみ、一般に「ラムサール条約」と呼ばれています。
各締約国はその領域内において、国際的な登録基準に見合う湿地を「国際的に重要な湿地」(ラムサール条約湿地)として最低1カ所登録することが義務づけられています。
2014年5月現在の締約国は168か国、世界の条約湿地数は2,182か所です。

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