報道発表資料

2016年06月22日

港湾におけるツマアカスズメバチの侵入監視調査の結果について(お知らせ)

特定外来生物であるツマアカスズメバチは、船舶等交通機関に随伴して侵入すると考えられることから、環境省では、関係自治体と協力して主に九州の港湾における監視調査を実施してきました。 今般、各港湾周辺での春期の調査が終了し、その結果、5月11日に既報のとおり宮崎県日南市でツマアカスズメバチの女王バチ1個体が捕獲されましたが、その他の港湾では捕獲されませんでしたので、お知らせします。 今後も、ツマアカスズメバチの活動に合わせて、地方自治体等と連携協力して調査を実施するとともに、ツマアカスズメバチの早期発見に努めていきます。

1.調査背景

ツマアカスズメバチの定着・拡散を防ぐためには、侵入初期の対応が極めて重要となります。そのため、環境省では、平成26年秋から現在本種の定着が確認されている対馬及び釜山(韓国)と貨客船の往来のある九州の港湾における監視調査を実施しています。この間、福岡県北九州市において営巣が確認されたことから、北九州市及び隣接する山口県下関市において、本種の生息・営巣状況調査を実施するとともに、他の港湾においても監視調査を緊急的に追加して実施しました。

本年4月、ツマアカスズメバチ防除計画をとりまとめ、未侵入地域における監視を強化することとし、本年から、九州内での監視港湾を追加するとともに、調査の実施時期についても見直し、多数の働きバチが活発に活動を始める夏期の監視に加えて、早期対策を実施する観点から、女王バチの活動期である春にも試験的に監視調査を実施することとしたものです。

<往来のある九州の港湾及び下関港>

下関港、北九州港、博多港、三池港、伊万里港、長崎港、壱岐芦辺港、壱岐郷ノ浦港、熊本港、八代港、天草港、大分港、細島港、油津港、川内港、志布志港

2.調査結果

女王バチの活動期である春期の間に、港湾周辺の公園等の緑地に各10個のトラップを設置し、2週間程度、スズメバチ類を誘引捕獲した結果、宮崎県日南市油津港においてツマアカスズメバチの女王バチ1個体が捕獲されましたが、その他の13の港湾での捕獲はありませんでした。

なお、日南市での捕獲結果及びその後の追加調査結果は速報で発表済みのため省略します。また、北九州市及び下関市における春期の調査結果についても速報で発表済みのため省略します(下記、関連Webページ参照)。

3.今後の予定

ツマアカスズメバチの活動に合わせ、巣が発達して多数の働きバチが活発に活動する夏期(7月以降に1回)に、関係地方自治体等と連携協力して、同様の港湾における監視調査を実施するとともに、住民等による目撃情報の提供を呼びかけます。

なお、昨年9月に営巣(1巣)が確認され除去を行った北九州市と隣接する下関市及び本年5月に女王バチ(1個体)が捕獲された日南市においては、7月、9月、11月に特に集中的な調査を実施します。

添付資料

関連Webページ

■ 問い合わせ先
九州地方環境事務所 野生生物課
課 長:横田 寿男
企画官:田上 真吾
担 当:平野 淳
TEL:096-322-2413
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