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九州地方環境事務所

水質予測手法に関する技術セミナー

「水質予測手法に関する技術セミナー」

開催報告

1 開催趣旨

九州・沖縄地方で実施される環境影響評価法(以下、「アセス法」)等の対象事業では、海域の埋立等による半閉鎖性水域の水質変化が予測・評価されていることが多く、この場合、環境影響評価準備書等の審査において海域の水質変化が海棲生物に及ぼす影響が注目され、予測手法や予測結果の妥当性が争点となることがあります。しかしながら、当該予測は複雑な理論式に基づいてなされるため、予測手法を理解することは容易ではなく、審査時に予測の手法や結果の妥当性を十分に検討することが困難な場合が多々見受けられます。

そのため、九州・沖縄地方のアセス審査関係者への技術情報の提供を目的として、昨年度開催した大気汚染と騒音の予測手法に関する技術セミナーに続き、主に沿岸海域の水質予測手法に関する技術セミナーを開催致しました。

開催日時・開催場所

  • 平成28年11月28日 11:00~17:00
  • 平成28年11月29日 10:00~17:00 (連続する2日間)
  • 会場 福岡第1合同庁舎 本館8階第10会議室

参加人数

  • 11名

2 セミナーの内容

「水質予測手法に関する技術セミナー」

《内容と構成》

1. 流体力学の基礎

2. 予測モデル

3. 予測に必要な基礎データの取得

4. 予測条件の設定

5. 予測結果の見方

6. 流況予測の実例紹介

(沖縄県沿岸域における流況シミュレーションシステム)

7. 今後の課題

【実施状況】

《1日目》                《2日目》