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対馬にはツシマヤマネコ、ツシマテン、チョウセンイタチといった肉食の獣が生息しています。ヤマネコは「人家近くに出て鶏舎を襲うことあり。害獣少なき本島にありて悪むべき獣類の第一なり」と対馬島誌(1928)に記されていることから昔から二ワトリを襲うことが度々あったと思われます。[ 写真:ツシマテン(冬毛) ]
近年はテンやイタチに鶏舎を襲われるケースが多く、その対策として住民が仕掛けたトラバサミワナなどで動物が命を落とす事もあると聞いています。1999年5月には実際にツシマヤマネコ1頭がトラバサミワナが原因で死亡する事故がありました。これらの肉食獣達と我々人間が共存していくために鶏舎の被害対策法として、いくつかのことを提案したいと思います。[ 写真:ツシマヤマネコ ]