対馬野生生物保護センター

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とらやまの森
環境省 対馬野生生物保護センター ニュースレター

とらやまの森第1号

 

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対馬の動物シリーズその1


ツシマサンショウウオ

ツシマサンショウウオ

学名:Hynobius tsuensis
英名:Tsushima salamander
漢字:対馬山椒魚


 私がツシマサンショウウオと出会ったのは、小学校の低学年くらいの小さな時で、確か5月ぐらいだったと思います。近くの山の中の沢(対馬ではサエという)で石を起こすとそこにツシマサンショウウオがいたのを覚えています。動きが鈍く、素手で簡単につかまえることができました。(その後、同じ場所に放しました。)その年の秋頃に同じ場所で石を起こしてもツシマサンショウウオの姿を見ることができませんでした。子供ながらにおかしいことだと思いました。(ツシマサンショウウオは、秋頃にはすでに上陸しているので、沢にいる時よりも姿を探すのが難しいようです。)もし、ツシマサンショウウオ見たことがないという人がいたら、今の時ちょうど沢で見ることができると思うので、ぜひ探してみてはいかがでしょうか。

  • うねうねと歩く
  • 山椒の臭いはしない、生臭くもない
  • ヌルッとしている
  • 目はクルッと丸い
  • 体長10センチ前後
ツシマサンショウウオの卵
  • プルンプルンと弾力がある
  • イモムシみたいな形をしている


対馬野生生物保護センターからのお知らせ

 対馬野生生物保護センターには小さな図書館があります。動物や植物が好きな人にはオススメの図書館です。あの花カワイイけどなんて名前なのかなー?あの鳥は何を食べているのかなー?などなど、みんなの知りたいことがいっぱいです。対馬には、たくさんの植物やたくさんの動物がいます。ぜひ一度足を運んで、対馬の自然に触れてみて下さい。何か新しい発見があるかもしれませんよ。 オススメはこれ!

 「アニマルウォッチング」 著デズモンド・モリス
 シマウマにはなぜ縞があるのか?をはじめいろんな動物のふしぎを解決してくれる1冊。


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