対馬野生生物保護センター

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2006年11月19日:市民参加の森づくり2006ツシマヤマネコ応援団「とらやまの森再生プロジェクト」

2006年11月の活動

 2006年11月19日(日)、上県町佐須奈で、ツシマヤマネコ応援団と対馬野生生物保護センター共催の「市民参加の森づくり2006」イベントが開催されました。参加者は一般参加・関係者合わせて30名ほど。あいにくのすっきりしない天気でしたが、遠くは厳原町からもご参加いただきました。

※「とらやま」とは、対馬で古くから呼ばれるツシマヤマネコの地方名です

 とらやまの森再生プロジェクトリーダの野田さんからの開会の挨拶で始まりました。このツシマヤマネコ応援団の森づくりも4年目を迎え、様々な関係団体の方にご参加いただくようになりました。非常に心強く、有難いことです。

 続いて、はじめてこのイベントに参加される方もいらっしゃったので、この森づくりがスタートしたきっかけと、これまでの活動を紹介しました。

 いよいよ、どんぐりポットづくりです。はじめてこのイベントに参加される方もいらっしゃったので、はじめにつくり方を紹介し、各自作業に移っていただきました。

 土は対馬赤牛の堆肥入りです。どんぐりの苗が大きく育ちそう。途中土が足りなくなったのですが、長崎県壱岐家畜保健所対馬支所の方のご好意で、会場となった旧家畜診療所の敷地の土を少し分けていただきました。ありがとうございました。

 応援団最年少メンバーも、真剣な表情でポットを並べます。0歳から70歳まで、様々な年代の方にご参加いただきました。

 「どんぐり」とはブナ科の果実の総称です。今回集まったどんぐりは、アベマキ、マテバシイ、スダジイ、ウラジロガシ、クリの5種類でした。例年の2倍にあたる、約3000個のどんぐりをポットに播きました。

 作業を始めてみると、なかなか終わる気配がありません。これは大変だと、流れ作業で効率よく播く方法をみんなで考え、試しながらの作業となりました。

 約3000個のどんぐりは、ひとつのポットに2粒か3粒ずつ播かれ、約1500個のどんぐりポットが完成しました。昨年はトロ箱へのばら撒き法を試してみたのですが、植え替えが大変なのと、今回はビニールポットが大量に手に入ったので、全部ポットに播きました。

 たまに土から顔を出しているどんぐりが。姿が見えていると、カラスなどの天敵に荒らされやすいので、そっと隠してあげました。

 みんなで作ったどんぐりポットの前で記念撮影。これだけのポットを作ったぞ!と達成感で一杯でした。

 どんぐりポットは対馬市ヤマネコ保護支援センターの駐車場に置かせていただき、管理しています。通りかかることがありましたら、時々様子を見てみてください。来春、4月頃から、芽が出始めると思います。

 最後に、来年3月に植樹予定の舟志の森の見学に行きました。舟志はもみじまつりで有名ですが、この時も彩り豊かなイロハモミジやハウチワカエデたちが出迎えてくれました。

 雨の日の主役、そして対馬特有の生き物ツシマナメクジも出てきてくれました。応援団のキッズメンバーが発見!小学生大活躍でした。

 陽に照らされた紅葉が見られなかったのは残念でしたが、朝方の雨でしっとりと潤った森の雰囲気もまたいいものです。3月には、この森で生育の悪いスギ林をどんぐりの森に戻す植樹祭を行います。みんなでとらやまの森を再生させましょう!

ツシマヤマネコ応援団

 ※ツシマヤマネコ応援団は、対馬とその自然に想いを 寄せる地域住民によるボランティアグループです。

◇◆連絡先◆◇
〒817-1603長崎県対馬市上県町棹崎公園
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