対馬野生生物保護センター

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2006年4月:センターの活動日誌・大林

2006年4月の活動

つぶつぶ

投稿者:大林 投稿日:2006/04/18(Tue) 23:08 No.984

今日は日誌の当番日、朝通勤路から今日は何を書こうかなと、いろいろ考えていました。木々の新緑がきれいだし、蕗の葉が道ばたでそこかしこに開いているし、対馬の春の風物詩である「海藻の道路干し」等々書くネタがいっぱいです。でも今日の夕方になってそれらのネタをあきらめるぎょっとするものを見つけてしまいました。

事件は夕方になってブラインドを閉めようとしていた時でした。ブラインドを閉めながら網戸を見ると蛾がいました。ちょっと観察しようと思って外から除くと、彼女の周辺につぶつぶのものが・・・。
なんと彼女、何を思ったのか網戸に卵を産み付けているのです。それも大量に。こんな2階の、風が直接当たって、時たま潮をかぶるところがあるところに・・・。それも運良く卵がかえって毛虫になったとしても何の食べ物も何もないところに。産みたくて産みたくて耐えきれなくなってしまったんでしょうか。彼女の計画性のなさにあぜんです。

↑手前の型枠沿いに光っているのが卵、奥にいるのがこんな事態を招いた張本人です。