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はじめにレクチャールームにて、対馬の野鳥の魅力と観察のポイントを、杉原先生が撮影された美しいスライドを用いて紹介していただきました。
杉原先生はシマノジコという鳥の美しさに感動してバードウォッチングを始めたそうです。他にも対馬には他の地域では見られないような魅力的な鳥がたくさん訪れるそうです。
早速、水路から鳥が飛び立ちました。降り立った方向を探すと、草むらの中からひょっこり顔を出していました。田んぼや湿地に生息するタシギです。この体の模様が草むらと同化するため、普段はなかなか存在に気づかない鳥ですが、長いくちばしがかわいい野鳥です。
後半ではこの春、例年になく多数飛来したハチジョウツグミがまだ残っていてくれました。いつもは年に数羽見られるかどうかという鳥ですが、今年は各地で群れで見られたそうです。
一方で例年になく数の少なかったツグミの状況が心配されます。