対馬野生生物保護センター

ホーム >> 報告書・資料・パンフレット >> 過去のセンター活動 >> センターの活動報告(2006年) >> 2006年2月の活動

2006年2月:センターの活動日誌・大林

2006年2月の活動

芽が出てきました

投稿者:大林 投稿日:2006/02/28(Tue) 20:29 No.943

昨年の森づくりイベントでドングリを植えたポットから続々と芽が出てきました。今出てきているのはクヌギとコナラ×2の計3つ。朝仕事に出かけ夜帰ると少し伸びている気がして(実際結構伸びています)、帰ったらポットを見るのが習慣になってしまいました。
これが2,3年後には対馬の山の中に帰せるかと思うと本当にわくわくします。
森づくりに参加した皆さん、皆さんのポット苗はいかがですか?



追伸
最近いろいろなところで芽が出てきているのを感じます。これがどのように育つかはこれからの天気や土壌や肥料の与え方次第、その芽が枯れずに大きく育つようできることをやっていきたいと思います。

浅茅湾探索

投稿者:大林 投稿日:2006/02/14(Tue) 21:07 No.933

 日曜日にシーカヤックに久々に行ってきました。
 当初はあこがれの黒島ツアーということだったのですが、風が強くて断念。浅茅(あそう)ベイパークから浅茅湾を探索して浅茅パールブリッジ迄行って引き返すというコースでした。
 風が強いところは大変だったのですが、湾の奥は風も穏やかで、冬の引き締まった空気の中シーカヤックを漕いで人工物が全く見えない景色の中を進む。最高でした。
 途中、海沿いに作業着姿の女性や家族連れがたくさんいました。何をしているのかなと聞いてみると牡蠣をとっているとのこと、それも今の時期は美味しいですよー、と。対馬の海の豊かさを感じました。女性の後ろにはトンビが大体いてその美味しい牡蠣を頂けないかと、おすそ分けをねらっていました。その方達が作業をしている時はすごく近くにいるのに、我々が近づくと一斉に飛び立ってしまいました。田植えの頃に、農作業の人の後ろにサギとかがたくさんついて行っている光景を思い出してしまい、鳥たちも長年の経験からか安全な人を見極めているんだな、と納得しました。
 シーカヤックというと夏のイメージがありますが、対馬では年中楽しめます。対馬の私のお薦めの活動の一つです。

写真は浅茅パールブリッジ(*)にさしかかるところ。普段見ているものを別の角度で見るのもまた楽しいですね。
(*)浅茅パールブリッジは浅茅湾の中で対馬最大の島である島山島と対馬の上島を結ぶ橋です。島山島と上島の間は狭瀬戸と呼ばれる細長い水路になっており、総延長1600mにも及ぶそうです。水路の一番狭いところでは、なんと昔は馬で瀬渡しをしていたそうです!!

「全国エコツーリズム大会in対馬」が開催されます

投稿者:大林 投稿日:2006/02/07(Tue) 19:04 No.926

久々の日誌です。
ということでいきなり宣伝なのですが、
3月3日(金)~5日(日)、ここ対馬で「全国エコツーリズム大会in対馬」が開催されます。
3日と5日は会議や交流会、4日は実際にエコツーリズムを体験しようというプログラムになっています。
詳しくは下記HPに飛びまして募集要項をご覧下さい。

http://www.city.tsushima.nagasaki.jp/tsushimanews/index.html#08

センターでは、4日のエコツーリズムの1コースで対州馬との組み合わせのコースを担当します。まず最初にセンターを見学して飼育中のヤマネコと対面して頂き、ヤマネコに関して少しだけ予備知識を学んで頂きます。その後、ヤマネコの生息地をセンター職員の解説を受けながら一緒に歩きます。
昼間に野生のヤマネコを見るのは難しいですが、歩き終わった頃には対馬の自然を見る目が変わるかも!!

対州馬もかわいいですよ。
他のコースも含めまして人数限定です。皆様お早めにお申し込みを!!

追伸
今日オジロワシを対馬で始めてみました(美津島町大船越)。その大きさと尾の白さに感動です。

追伸2
昨日の話ですが、朝佐護平野におりていた鶴が2時半頃センターの真上を飛んでキューキュー(すみません表現できません)泣きながらV字型になって韓国の方に飛んでいきました。きれいでした。
最近はよく韓国が見えます。それも本当に近くに。防人をここに配置していたのも本当にわかります。

改めて対馬は本当にすごい島だと実感しました。